こんにちは。ふたつ、告知があります。

告知①『ほとりの朔子』テレビ初放映

 まずひとつは、映画『ほとりの朔子』が日本映画専門チャンネルにてテレビで初放映されます!
 ・・・と勇んで書いてみたものの、実は告知をさぼっているうちに初放映はもう先日6日に過ぎ去ってしまったのですが、放映自体は今月来月とまだまだ続きます。
 視聴可能環境にある皆様、よければぜひご覧ください。


『ほとりの朔子』放送日:8月6日、8月7日、8月29日、9月10日、9月15日

 特集「24時間まるごと二階堂ふみが見たい!」の一枠での放映となります。ぜひ他の作品と合わせて、女優二階堂ふみの魅力をご堪能ください。

映画『ほとりの朔子』予告編 Au revoir l' été / Trailer

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告知②『歓待1,1』湯布院映画祭にて上映

 もうひとつは、2010年の作品『歓待』の再編集版『歓待1.1』が湯布院映画祭にて今月29日に上映されます。日本最古と謳われる映画祭での上映、光栄です。

 『歓待1.1』とはなんぞや、と思われることでしょう。
 まず、そもそも元の『歓待』を知らないよ、という方はまずはこちらをご覧願います。

映画『歓待』予告編

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歓待公式サイト http://kantaihospitalite.wix.com/hospitalite

 この『歓待』という映画を、ディレクターズカット版として台湾での映画祭用に再編集したものが『歓待1.1』で、公開時には入れなかったシーンをひとつ追加しています。シーンはひとつ増えているものの、ここぞとばかりに全体の編集を見直し細かく刈り込んで行ったら、結果的に数秒短くなるという斬新なディレクターズカットになってしまいました。
 ご近隣の皆様もご近隣でない皆様も、ぜひお越しください。
 湯布院映画祭はゲストの招聘に並々ならぬ情熱を注がれていて、ほとんどすべての上映作品の監督がQ&Aを予定しています。もちろん私も行きます。それだけでなく、『歓待』出演の古舘寛治さんまで来場されます。監督、キャストに何か一言言ってやりたい、という方はぜひこの機会をご活用ください。温泉もあり〼。

深田晃司(映画監督)

1980年生まれ。大学在学中に映画美学校に入学。プロ・アマの現場に参加しつつ、2006年『ざくろ屋敷』を発表。パリKINOTAYO映画祭にて新人賞受賞。2008年長編『東京人間喜劇』を発表。同作はローマ国際映画祭、パリシネマ国際映画祭に選出、シネドライヴ2010大賞受賞。2010年『歓待』にて東京国際映画祭「ある視点」部門作品賞受賞。2013年『ほとりの朔子』にてナント三大陸映画祭グランプリと若い審査員賞、タリンブラックナイト映画祭にて最優秀監督賞を受賞。2005年より現代口語演劇を掲げる劇団青年団の演出部に所属しながら、映画制作を継続している。
最新作は映画『さようなら』。2015年秋公開予定。
公式サイト http://sayonara-movie.com/