大傑作!爆笑!「フレンチアルプスで起きたこと」は、リューベン・オストルンド監督によるスウェーデン映画。

「フレンチアルプスで起きたこと」は、リューベン・オストルンド監督によるスウェーデン映画。

7月4日(土)公開『フレンチアルプスで起きたこと』予告編

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フレンチアルプスのスキー場の豪華なホテルに、5日間のバカンスを過ごすためにやってきた、スウェーデンの一家4人。
スキーを楽しむ間にレストランで食事をしていると、人工雪崩が発生。
それが予想以上の規模になって、レストランに押し寄せてきた。
父親はとっさにその場を逃げてしまう。

雪崩が収まり、逃げた人たちはレストランに戻る。
父親はばつが悪い思いをしながら戻ると、母親は表面上冷静に対応する。
しかし、本心は自分たちを置いて逃げた父親にむかっ腹を立てている。
やがてその内在した怒りが爆発する。
夫婦間の難しい感情を、なかなかうまく表現している。

マジックアワー配給。7月上旬ヒューマントラストシネマ有楽町。

大ヒット公開中!「セバスチャン・サルガド 地球へのラブレター」は、ヴィム・ヴェンダース監督が、写真家のセバスチャン・サルガドの足跡を追ったドキュメンタリー映画。

「セバスチャン・サルガド 地球へのラブレター」は、ヴィム・ヴェンダース監督が写真家のセバスチャン・サルガドの足跡を追ったドキュメンタリー映画。

『セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター』予告編

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ブラジル生まれのサルガド監督は、最初多くの難民を被写体にする写真家だったが、やがて地球上の極地に住む人々や動物全般に範囲を広げた。
現在はブラジルの不毛の地に植樹をする活動で、失われたジャングルを再生させている。

過去はたとえばルワンダの悲惨な住民たち。互いに殺し合い、死体を道端に置き去りにした。
人間の凶暴性は見ているだけでおぞましい。
それでも自然を回復させようとする人間がいる。
人間とは何だろうと考えさせられる作品だ。

RESPECT(レスペ)とトランスフォーマー配給。夏Bunkamuraル・シネマ。

「虎影」は、斎藤工主演の忍者アクション。
「進撃の巨人」特別造形プロデューサーの西村喜廣監督作品。

斎藤工が忍者に!映画「虎影」予告編 #The Ninja War of Torakage #movie

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「虎影」は斎藤工主演の忍者アクション。
「進撃の巨人」特別造形プロデューサーの西村喜廣監督作品。

結構期待してみたのだが、見終われば言ってみれば小学生か中学生向き。
大人で満足できる人は少ないだろう。アクションは「るろうに剣心」の映画版に遠く及ばず、影絵などで工夫した特殊映像効果ももう一歩というところ。
斎藤工という俳優の魅力をもっと確かめたかった。

ファントムフィルム配給。6月20日新宿武蔵野館。

野島孝一@シネフィル編集部

野島孝一の試写室ぶうらぶら 、オリジナル版は、アニープラネットWEBサイト
に掲載されています。
アニープラネットWEBサイト
http://www.annieplanet.co.jp/