米サンディエゴで開催されている「サンディエゴ・コミコン・インターナショナル」
11日、最新作の西部劇「ザ・ヘイトフル・エイト(原題)」のキャストとともに、クエンティン・タランティーノ監督が、登場!!!
今回、アメリカでは期間限定だが70ミリフィルムで上映されることが決まっているが、よりこだわりを熱弁。
そして、オリジナルスコアを巨匠エンニオ・モリコーネが作曲することを発表した。
本作は圧倒的な解像度を誇る70ミリフィルムで撮影されており、タランティーノ監督はコミコンのために、70ミリフィルム上映の歴史を解説する7分の映像を2日かけて特別に制作。会場に来られなかったサミュエル・L・ジャクソンが案内役で出演し、本作のメイキング風景も紹介された。撮影に使用されたのは「ウルトラ・パナビジョン70」で、レンズは傑作「ベン・ハー」などの撮影に使用されたものだといい、「美しい風景と素晴らしいドラマを隅々まで生き生きと映し出せる」と熱く語った。
モリコーネを敬愛し、過去の監督作でも巨匠が手がけた楽曲を使用してきたタランティーノ監督だが、本作ではオリジナルスコアを依頼し、数週間後に収録する予定だと明かした。モリコーネが西部劇の音楽を担当するのは実に40年ぶりだという。
さらに、映画はあと数本で、引退すると言っているが、TV業界への進出も示唆。
キル・ビル第三作の可能性も言明したという。