展覧会公式サイトより

heibayou.jp

2015年7月10日、東京国立博物館 平成館大講堂にて、2015年10月27日(火)から2016年2月21日(日)まで東京国立博物館 平成館で開催される、特別展「始皇帝と大兵馬俑」記者発表会がありました。

キャッチコピーの [「永遠」を守るための軍団、参上。] には惹き付けられます。

展覧会の見どころをまとめると3つ。

1. 圧巻の「軍団・兵馬俑」。「将軍俑」「騎兵俑」などの秦軍の陣容に迫る作品に加え、馬飼いの「馬丁俑」や芸人の「雑技俑」まで、バラエティー豊かな兵馬俑が勢揃いします。しかも、会場では、数千もの兵馬俑が生前と並んで出土した発掘現場を、迫真の手法で再現するとのこと。これは必見です!

2. 発掘品で読み解く「始皇帝の夢」
兵馬俑抗は、始皇帝の陵墓を中心とする「陵園」の東側に位置します。調査と研究により、陵園は、始皇帝の魂を「永遠」にするための広大な施設、であることが分かりました。始皇帝の永遠への願望・夢を読み解きます。

3. 秦王朝の「サクセス・ストーリー」
辺境の一小国に過ぎなかった秦が、巨大帝国になるまでの「サクセス・ストーリー」を、これまでにない視点を織り込みながら、代表的な作品で分かりやすく紹介します。

今から約2200年前に「最初の皇帝」を名乗り、中国大陸に統一王朝を打ち立てた秦の始皇帝。その巨大な陵墓のほど近くに大量に埋められた地下軍団「兵馬俑」は、20世紀最大の考古学的発見のひとつであり、1974年の出土以来、続々と新しい知見と驚きをもたらしつづけています。

本展は、最新の発掘成果を採り入れながら、始皇帝にまつわる貴重な文物を一堂に紹介するものです。バリエーション豊かな兵馬俑をはじめ、絶対権力者だからこそ実現できた作品の圧倒的な迫力を示すとともに、始皇帝が目指した空前の規模の「永遠なる地下世界」の実態に迫ります。

[開催概要]
会期:2015年10月27日(火) ~ 2016年2月21日(日)
会場:東京国立博物館 平成館(上野公園)
開館時間:9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
(ただし、12月18日までの金曜日、10月31日(土)、11月1日(日)・2日(月)は20:00まで開館)
休館日:月曜日
(ただし、11月2日(月)、1月11日(月・祝)は開館。11月4日(水)、1月12日(火)は休館)、年末年始(12月24日(木)~2016年1月1日(金・祝))
観覧料金:一般1600円(1400円/1300円)、大学生1200円(1000円/900円)、高校生900円(700円/600円)中学生以下無料
* ( )内は前売り/20名以上の団体料金
* 障がい者とその介護者一名は無料です。入館の際に障がい者手帳などをご提示ください。
* 前売券は、東京国立博物館 正門チケット売場(窓口、開館日のみ、閉館の30分前まで)、展覧会公式サイトほか主要プレイガイドにて、販売予定。
* 「東京・ミュージアムぐるっとパス」で、当日券一般1600円を1500円(100円割引)でお求めいただけます。正門チケット売場(窓口)にてお申し出ください。

交 通:JR上野駅公園口・鶯谷駅南口より徒歩10分
東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅、千代田線根津駅、京成電鉄京成上野駅より徒歩15分

主 催:東京国立博物館、陝西省文物局、陝西省文物交流中心、NHK、NHKプロモーション、朝日新聞社

お問合わせ:03-5777-8600 (ハローダイヤル)
展覧会公式サイト:http://heibayou.jp/

巡回予定:九州国立博物館    2016年3月15日(火)~6月12日(日)
大阪・国立国際美術館 2016年7月5日(火)~10月2日(日)