シネフィル連載でもおなじみの木部公亮監督の『遺言』が公開された!
27歳若手映画監督でもある木部公亮が、送り出したスタイリッシュな映像の愛のあるゾンビ映画。
すでに昨年イギリスで開催されたブラム・ストーカー国際映画祭、2013年にドイツで開催された第14回ハンブルク日本映画祭で上映された。海外からも注目をあびた作品の日本初公開。
昨年死去した脚本家・南木顕生さんの初監督作品にして遺作『ニート・オブ・ザ・デッド』と同時に公開。
『遺言』
ゾンビ化してしまった夫を殺せず、介護を続ける妻、京子。夫を殺すべきか葛藤する中、京子は夫が生前に遺した遺言を目撃する…京子は、自警団に所属する男、佐藤に誘われ、ゾンビの処刑場へと足を運ぶ。そこで京子は、夫と同じ人間が射殺される光景を目撃する。夫を守ると誓う京子だが、同じくゾンビ化した夫を射殺しようとする佐藤と銃口を向け合う。自分にもゾンビ化した妹がいると告げる佐藤。京子達は、妹のもとへ向かう。
(C)Kosuke Kibe
『ニート・オブ・ザ・デッド』
「ヒキコモリの息子がゾンビになった!」
ゾンビが蔓延する世界。一軒家の中で篭城をはじめた家族だったが、ヒキコモリの息子がゾンビになっていることが判明する。なんとしてでも追い出したい父親と、大人しい子で人を襲わないからこのままでいいと主張する母親が激しく対立する。二人の争いから、家族とは、夫婦とは何かを問いかける新感覚“ゾンビ”ホームドラマ。
(C)「ニート・オブ・ザ・デッド」製作友の会
会期中はイベントも開催
6月18日(木)トーク(上映後22::20~)
ゲスト:佐藤佐吉さん
6月19日(金)遺言デー(上映後)
ゲスト:中島菜穂さん 小柳基さん 神社勝之さん アラリンさん
6月20日(土)トーク(上映後)
ゲスト:筒井真理子さん 吉田達さん
6月25日(木)トーク(上映後)
ゲスト:吉田達さん 白河理子さん
6月26日(金)トーク(上映後)
ゲスト:南木宙子さん