上海国際映画祭と東京国際映画祭が協力提携を発表!

今回上海国際映画祭で上映される日本映画27本が出揃った。
第27回東京国際映画祭
コンペティション部門、主演女優賞・観客賞受賞作『紙の月』(吉田大八監督)
日本映画スプラッシュ部門、作品賞受賞 『百円の恋』(武正晴監督)
日本映画スプラッシュ部門スペシャル・メンション 『滝を見にいく』(沖田修一監督)
アジアの未来部門出品作品『マンガ肉と僕』(杉野希妃監督)をはじめ

新作はもちろんのこと、大島渚監督『青春残酷物語』や『愛を積むひと』朝原雄三監督『三里塚に生きる』大津幸四郎監督 代島治彦監督 などの作品『岸辺の旅』黒沢清監督はコンペティション部門にもノミネートされている。
新旧全27作品の上映

紙の月ポスター

第18回上海国際映画祭
日程:6月13日(土)~21日(日)

公式サイト:http://www.siff.com

<出品日本映画一覧(予定)>
『愛を積むひと』 朝原雄三監督
『駆込み女と駆出し男』 原田眞人監督
『紙の月』 吉田大八監督
『岸辺の旅』 黒沢清監督
『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら』 姜秀瓊(チアン・ショウチョン)監督
『三里塚に生きる』 大津幸四郎監督 代島治彦監督
『ジヌよさらば~かむろば村へ~』 松尾スズキ監督
『映画 深夜食堂』 松岡錠司監督
『青春残酷物語』 大島渚監督
『滝を見にいく』 沖田修一監督
『天の茶助』 SABU監督
『花とアリス殺人事件』 岩井俊二監督
『百円の恋』 武正晴監督
『夫婦フーフー日記』 前田弘二監督
『2つ目の窓』 河瀨直美監督
『ポプラの秋』 大森研一監督
『ぼんとリンちゃん』 小林啓一監督
『マンガ肉と僕』 杉野希妃監督
『味園ユニバース』 山下敦弘監督
『予告犯』 中村義洋監督
『ロマンス』 タナダユキ監督
『0.5ミリ』 安藤桃子監督

<上海国際映画祭コメント>
上海と東京は同じアジアの都市で、アジアの映画業界をサポートしていく責任があると思います。
欧州の映画祭の数々は映画関係者から注目を浴びているのは明白ですが、それでも東京や上海がアジア映画に関して、その認知度を高め、応援していくことを表明していくことで、少なくともアジア映画業界人からは信頼されていくのではないかと思っています。
この覚書締結を期に、上海で選ばれた日本映画の宣伝効果が見られたり、その逆が中国映画に起こることを期待しています。
 

『鉄道員(ぽっぽや)』画面

また、特別上映として高倉健トリビュートを開催。
回顧オープニング作品は『鉄道員(ぽっぽや)』

<高倉健 トリビュート上映作品一覧>
『網走番外地 望郷篇』(65年) 石井輝男監督
『君よ憤怒の河を渉れ』(76年) 佐藤純彌監督
『幸福の黄色いハンカチ』(77年) 山田洋次監督
『遙かなる山の呼び声』(80年) 山田洋次監督
『鉄道員(ぽっぽや)』(99年) 降旗康男監督 回顧特集オープニング作品