日本では6月19日公開予定の「グローリー/明日への行進(原題:selma)」の監督であるアヴァ・デュヴァーナイにマーベル映画の監督の呼びかけがかかったと、TheWrapが報じた。
「グローリー/明日への行進」は、黒人の参政権を求める人々がキング牧師とともにアルバマ州セルマで立ち上がり非暴力を貫きデモ行進を行ったが、白人知事が率いる州警察が暴力的に鎮圧し、その残虐な映像が全米のニュースに流れるという実在の事件を題材にした作品で、今年度のアカデミー作品賞と主題歌賞にノミネートされ、主題歌賞を受賞した。
アヴァ・デュヴァーナイ監督がマーベルのどのスーパーヒーロー映画を担当するのか、また契約が成立するのかどうかは定かではないが、マーベルスタジオが「アフリカ系アメリカ人監督を"Black Panther(仮題)"に起用し、女性監督を"Captain Marvel(仮題)"に起用したい」を話していることから、このどちらかではないかと予想される。
社会的な作品でアカデミー作品賞にノミネートされたアヴァ・デュヴァーナイ監督がどのようなマーベルスーパーヒーローを描くのか、続報を待ちたい。