最新作の製作が発表されたばかりの沖田修一監督(「モヒカン故郷に帰る」)、今泉力哉監督(「知らない、ふたり」)ら、商業映画で活躍する多くの若手監督を輩出してきたインディーズの登竜門となっている「田辺・弁慶映画祭」。昨年11月に開催された第8回の受賞監督4人の作品を上映する「田辺・弁慶映画祭セレクション2015」が、7月4日よりテアトル新宿、7月18日よりシネ・リーブル梅田で1週間限定レイトショーされる。
「田辺・弁慶映画祭セレクション2015」で上映されるのは、第8回で弁慶グランプリ、市民賞、男優賞、女優賞を受賞した柴田啓佑監督の「ひとまずすすめ」と、そのスピンオフ作品となる「ひとまずすすんだ、そのあとに」ほか短編2本、映検審査員賞を受賞した小崎基広監督の「4mmベニヤ3枚と半」と新作・短編、文化通信社賞を受賞した塚田万理奈監督の「還るばしょ」と短編ほか、そして男優賞を受賞した二宮健監督の「SLUM-POLIS」と中・短編2本。