故オリヴェイラ監督の日本未公開作が上映決定!

ポルトガルの巨匠マノエル・ド・オリヴェイラが監督を務めた国内未公開作品の日本配給が決定した。
作品は、美女にとり憑かれた青年を描いた『アンジェリカ(仮題)』

映画ナタリーより引用

http://natalie.mu/eiga/news/144157

先日4月2日に、オリヴェイラ監督が106歳がなくなり、多くの世界の映画ファンが悲しんだ。
80歳を過ぎても、毎年一本ペースで、作品を生み出していったオリヴェイラ監督は、現役最高齢の監督としても知られていた。
無声映画時代から活躍し、フランスの文豪、ギュスターヴ・フローベールの小説をもとにした『アブラハム渓谷』や歴史的探検家を題材にした『コロンブス 永遠の海』ブニュエルの「昼顔の続編とされる『夜顔』をはじめ『クレーヴの奥方』『家族の灯り』など多くの作品を残している。

今回上映が決定された『アンジェリカ(仮題)』はオリヴェイラ監督が101歳のときに発表したミステリアスファンタジー作品だ。
亡くなったばかりの美しい娘アンジェリカの写真撮影を依頼された青年イサクが、彼女にとり憑かれていく様を上質に描く。

東京のBunkamura ル・シネマをはじめとする全国の劇場で、2015年内に公開される予定。