ボグダノビッチ監督がハリウッド映画ビジネスにに苦言。
ボグダノビッチ監督
米カリフォルニア州のサン・ルイス・オビスポ映画祭で功労賞にあたるキング・ビダー賞を受賞したボグダノビッチ監督は、現在のハリウッドが巨額の製作費を投じた大作映画ばかりになってしまったのは、「タイタニック」がきっかけだと持論を展開。「最悪だったのは、キャメロンが『タイタニック』を作るときに1億5000万ドルも費やしたことだ。誰もがコケると思っていたのに、それが大成功したもんだから、みんなが同じことをやるようになってしまったんだ」。
1970年代に「ラスト・ショー」や「ペーパー・ムーン」などの傑作を手がけてきたピーター・ボグダノビッチ監督が、ハリウッドの映画業界に苦言を呈した。米カリフォルニア州のサン・ルイス・オビスポ映画祭で功労賞にあたるキング・ビダー賞を受賞したボグ