シネフィルアジアでは、新潟県の日本最古級の映画館「高田世界館」の再生を取り上げ反響をよんだ。
http://cinefil.asia/media/17135034
今度はやはり、85年の歴史ある兵庫県の映画館の再生が海外で大きく報道されている。

Japon : petit miracle à la lueur des toiles
と題され大きく「 Libération」紙に報道された。
この、ジャン・ポール・サルトルが創刊したフランスの著名な新聞のwebサイトの文化欄で

この映画館の再生が「小さな奇跡」であるという記事。

再生に関わった石橋さんのこの街に対する熱い想いが、
劇場を再生させたということを、報道している。
http://www.liberation.fr/culture/2015/02/15/japon-petit-miracle-a-la-lueur-des-toiles_1203179

参照元
http://www.liberation.fr/culture/2015/02/15/japon-petit-miracle-a-la-lueur-des-toiles_1203179

豊岡劇場とは

”兵庫県の豊岡市にある映画館、豊岡劇場(通称:豊劇)は、昭和2年(1927年)に芝居小屋としてうまれ、ダンスホールの場、戦時中は倉庫、そして映画館と大衆文化の場として、常に多くの周辺地域住民に愛され続けてきました。
しかし、85 年の長い年月をまっとうし、平成24年(2012年)3月末に閉館。

そんな、施設を
 ”そのまちの大衆文化のシンボルにするべく「豊岡劇場」をリノベーション。
再び地域に文化の拠点を作りあげたいとの思いから、CINEMACTION 豊劇・豊岡劇場として
2014 年12 月27 日に再開。
映画上映だけではない、映画館を応用した新しい「場」を創出することを目的としている”

コミュニティ型の施設がこれ↓↓↓


日本各地で、こういう歴史ある映画館を維持させていく流れができている。
あたらしい映画館を創造することも大切ですが、
文化遺産となった歴史ある建物や映画館を残そうという動きが、
全国におきているという事は素晴らしい事ですね。