『ディオールと私』公開記念のイベント企画として 
-モードと映画-と名付けられた特集上映が開催される。

ジパンシィ、サンローランが、
ゴダール、トリュフォーが、
オードリー・ヘップパーン、そして、カトリーヌ・ドヌーヴーー。

1960年代の、「モードと映画」の関係に羨望を覚えてしまう。
スクリーンに甦る、永遠のあこがれー

”特集上映『モードと映画』が、3月7日から東京・渋谷のBunkamuraル・シネマで開催される。
同イベントは、2012年にクリスチャン・ディオールのデザイナーに就任したラフ・シモンズが、『パリ・コレクション』に挑む様子を追ったドキュメンタリー映画『ディオールと私』の公開を記念して開催されるもの。同企画では、ディオールをはじめとする老舗ブランドに所縁のある1960年代の映画4作品が上映される。”

参照元
http://www.cinra.net/news/20150227-modeandcinema


上映される4作品とファッションとの逸話

「シャレード」 ……1963年/アメリカ/113分/カラー/DCP
監督:スタンリー・ドーネン 音楽:ヘンリー・マンシーニ
出演:オードリー・ヘプバーン、ケイリー・グラント
トレードマークであるジバンシィの衣装を身に纏ったヘプバーンがどこまでも魅力的なサスペンス・コメディ。監督は『雨に唄えば』などの巨匠スタンリー・ドーネン。ジバンシィとヘプバーン、ふたりの美しい友情は公私にわたり生涯続いたという。
 
「暗くなるまでこの恋を」……1969年/フランス=イタリア/123分/カラー/DCP
監督・脚本:フランソワ・トリュフォー
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ、ジャン=ポール・ベルモンド
フランソワ・トリュフォー監督が華麗な映像美でみせる、ラヴロマンス・ミステリーの傑作。『昼顔』で衣装を担当して以来、ドヌーヴと意気投合し友人でもあったサンローランがデザインした彼女のゴージャスなドレスの数々は必見。


「さよならをもう一度」……1961年/アメリカ/120分/モノクロ/フィルム上映
監督:アナトール・リトヴァク 原作:フランソワーズ・サガン
出演:イングリッド・バーグマン、イヴ・モンタン、アンソニー・パーキンス
フランソワーズ・サガンの小説『ブラームスはお好き』を豪華キャストで映画化。クリスチャン・ディオール亡きあと、弱冠21歳で後継者となったイヴ・サンローランが、ディオールでの最後の仕事として本作のバーグマンの衣装を手がけた。
 
「女は女である」……1961年/フランス=イタリア/84分/カラー/フィルム上映
監督・脚本:ジャン=リュック・ゴダール 音楽:ミシェル・ルグラン
出演:ジャン=クロード・ブリアリ、アンナ・カリーナ、ジャン=ポール・ベルモンド
ゴダールの長編第3作にして初のカラー作品。ココ・シャネルにその名を授かったアンナ・カリーナが身に纏う今も色あせない衣裳は、ゴダールが当時パリの街ゆく女性たちを観察し取り入れたもので、ファッションの都・パリのリアル・クローズが感じられる。

参照元
http://www.bunkamura.co.jp/topics/cinema/2015/02/mode.html