ユニバーサル ミュージックの映像配給ブランド『Eastworld Entertainment』より、ジャズ史上最大のカリスマ “ジョン・コルトレーン”の波乱に満ちた人生を追ったドキュメンタリー『ジョン・コルトレーン チェイシング・トレーン』が、2021年12月3日(金)より、<ヒューマントラストシネマ渋谷>他にて全国ロードショー公開されることが、コルトレーン誕生日となる(US時間9月23日/日本時間9月24日)に発表された。
2016年アメリカ制作の本作は、音楽ファンの間で長らく劇場公開が待たれていた作品で、コルトレーンの生誕95周年の今年、ついに日本での劇場公開が実現に至った。

マイルス・デイヴィスと並び、ジャズ史上最大のカリスマと称されるサックス・プレイヤーであり、ジャズのみならず現代にいたるアメリカ・ポピュラー音楽の歴史に多大な影響を与えたアーティスト。わずか40歳で逝った、その短くも求道的な人生を描いたドキュメンタリー。

画像: ©MMXVII Morling Manor Music Corp. and Jowcol Music, LLC.

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<ジョン・コルトレーン>(1026.9.23–1967.7.17)

1946年にプロとしてのキャリアをスタートするも、最初の10年弱は無名で陽の目を見ず、なかなかレコーディングの機会に恵まれなかった。1955年、マイルス・デイヴィスのグループに抜擢されたことにより、その名がジャズ界に知れ渡るようになる。だが、当時の演奏は粗削りな部分が多く、
評判は芳しいものではなかった。
その才能が覚醒したのは1957年、そしてそこからの10年間で『ジャイアント・ステップス』、『バラード』、『至上の愛』など、ジャズ史を更新する名盤を数多く発表。1966年7月には来日公演が実現。しかし、それから1年後の1967年7月に、40歳の若さで肝臓癌で急逝した。
映画では、不遇なキャリア初期、恩師マイルス・デイヴィスのバンドへの抜擢、薬とアルコール依存症から脱却し才能を開花させ、数々の名盤を生み出していく模様を、コルトレーンに影響を受けたアーティスト等の証言をもとに紹介するとともに、これまであまり知られることのなかった彼の家族やプライベートについても描かれている。
わずか10年間でアメリカ・ポピュラー音楽史に偉大な足跡を刻んだジャズ界最高のカリスマ、その短くも求道的な人生を描いたドキュメンタリーである。

I don’t recognize the word “jazz”, I play “John Coltrane.”
“ジャズ”って言葉は分からないな、私のジャンルは“ジョン・コルトレーン”だからね。
― ジョン・コルトレーン

“ジョン・コルトレーンが音楽の創造性のさまざまな段階を経て行ったことを考えると、彼はピカソが行ったことと同等のことを、(ピカソよりも)50年ほど短い時間で達成したと言えます。”
― ビル・クリントン(第42代アメリカ合衆国大統領)

『ジョン・コルトレーン:チェイシング・トレーン』予告

画像: 映画『ジョン・コルトレーン:チェイシング・トレーン』予告編:12/3(金)公開 youtu.be

映画『ジョン・コルトレーン:チェイシング・トレーン』予告編:12/3(金)公開

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尚、昨日(23日)にはブルーノート東京にて、コルトレーンの名曲ばかりを演奏するスペシャル・ライヴが開催。そして10月22日(金)には、コルトレーンの代表作である不朽の名作『至上の愛』の貴重なライヴ・ヴァージョンを収録した未発表アルバム『至上の愛~ライヴ・イン・シアトル』が全世界同時リリースされる。生誕95周年の今年、ジョン・コルトレーンが再び熱い注目を集めることになりそうだ。

原題:JOHN COLTRANE: CHASING TRANE

監督:ジョン・シャインフェルド

出演:ジョン・コルトレーン、ソニー・ロリンズ、マッコイ・タイナー、ウェイン・ショーター、ベニー・ゴルソン、ジミー・ヒース、レジー・ワークマン、ウィントン・マルサリス、カマシ・ワシントン、カルロス・サンタナ、コモン、ジョン・デンスモア(ザ・ドアーズ)、ビル・クリントン(元アメリカ合衆国大統領)、藤岡靖洋、デンゼル・ワシントン(コルトレーンの声)他

配給:EASTWORLD ENTERTAINMENT /カルチャヴィル

99分/カラー/アメリカ/2016年/日本語字幕:落合寿和

©MMXVII Morling Manor Music Corp. and Jowcol Music, LLC.

2021年12月3日(金)より、<ヒューマントラストシネマ渋谷>他にて全国ロードショー

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