冒険心を描いた子ども映画の名作『E.T.』(82)や『グーニーズ』(85)などを彷彿とさせつつ、『死霊のはらわた』(81)や『マスターズ 超空の覇者』(87)といったジャンル映画愛に溢れた80年代的懐かしさ満載で描くSFゴアスプラッターヒーローアドベンチャー『サイコ・ゴアマン』が、7月30日(金)よりシネマート新宿ほか全国順次公開される。

「子ども向けテイスト+スプラッター」で監督の夢を再現

本作は、カナダが誇る天才過激映像集団<アストロン6>のメンバーで、単独監督作である『マンボーグ』(11)、『ザ・ヴォイド 変異世界』(16)などで確かなVFX技術を証明、『バイオハザードV リトリビューション』(12)、『パシフィック・リム』(13)ほか数々の大作に特殊効果としても参加するなど、目覚ましい活躍を見せるクリエイター、スティーヴン・コスタンスキ監督の最新作。コスタンスキ監督が「もし自分にコントロールできるモンスターがいたら?」という自身が幼少期に思い描いた夢を、子ども向けテイスト+スプラッターというありえない組み合わせで再現した作品だ。

本編映像公開

画像: 『サイコ・ゴアマン』本編映像初解禁 youtu.be

『サイコ・ゴアマン』本編映像初解禁

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この度公開となる本編映像は、かつてガイガックス星で暗黒の覇者と恐れられていたにもかかわらず、今では勝ち気な少女ミミの遊びに付き合わされているPG(サイコ・ゴアマン)の前に、PGにとってかつての手下である<暗黒の勇士>たちが現れた場面。目がくらむほどの激しい光と共に5体の個性的な宇宙怪人が登場、PGに丁寧な挨拶をする。

スティーヴン・コスタンスキ監督は戦隊ヒーローものの中でも特に悪役の宇宙人・怪人への愛が深く、この場面で登場する宇宙怪人らも、芸術的戦闘能力を持つとされる皺苦茶白髪老人ダークスクリーム、死体満載酸性風呂デストラッパー、肩に鳥を乗せた全身金属サイボーク剣士カシアス3000、全身ウジ虫状態死霊魔術師クイーンオベリスク、干し首を操る極東特撮システム出身の出目金ウィッチマスターなど個性的かつ醜悪なデザインと細かいキャラ設定等ディテールへのこだわりも感じられる。これらデザインや造形などはほとんどをコスタンスキ自身が行っており、幼少期に影響を受けた世界への愛情をキャラクターに詰め込んだことが見て取れる場面だ。PGの前に突如現れた<暗黒の勇士>たちはPGを助けに来たのかそれとも……。「友だちがいるなら紹介してよ!」とお気楽なミミだが、この後PGとミミたちはどうなるのか続きが気になる映像となっている。さらにはPGの背後には、全世界的に長編映画化要望が殺到したコスタンスキの傑作短編『Bio-Cop』(12)のバイオコップがふらふらしているのも見逃せない。

愛すべきB級感を醸し出しながらも、喧嘩が絶えなかった兄妹の成長や残虐宇宙人に芽生えた新たな感情なども描かれており、鑑賞後には忘れかけていた“大切なもの”が胸に響くストーリー。全ての災厄を宇宙規模で吹き飛ばす勢いでこの夏一番の注目作になるに違いない!『サイコ・ゴアマン』は7月30日(金)よりシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開。

画像: 本編映像公開

<STORY>
ある日、庭で遊んでいた勝ち気な少女ミミ(8歳)と兄ルーク(10歳)は、ひょんなことから地底に太古から埋められ、銀河で恐れられていた名前のない悪魔<残虐宇宙人>をよみがえらせてしまう。怒りと憎しみの感情しか持たず、計り知れない特殊能力を持った残虐宇宙人の復活により、地球は絶体絶命の危機に! しかし、光る謎の宝石をミミが手にしたとき、残虐宇宙人はミミに絶対服従せざるを得なくなる。暗黒の覇者でありながら1人の少女に逆らえない残虐宇宙人は、サイコ・ゴアマンと名付けられ、子どものいたずらに付き合うはめに。その頃、銀河系の怪人たちが残虐宇宙人の復活を察知、宇宙会議を開き、サイコ・ゴアマン抹殺のため地球に向かおうとしていた……。

『サイコ・ゴアマン』は7月30日(金)よりシネマート新宿ほか全国順次公開

監督・脚本:スティーヴン・コスタンスキ/製作総指揮:ジェシー・クリステンセン 
製作:スチュアート・F・アンドリューズ、シャノン・ハンマー、スティーヴン・コスタンスキ
撮影:アンドリュー・アペル/編集:アンドリュー・アペル、スティーヴン・コスタンスキ/音楽:ブリッツ//ベルリン
出演:ニタ=ジョゼ・ハンナ、オーウェン・マイヤー、アダム・ブルックス、アレクシス・ハンシー、マシュー・ニネバー
2020 年/カナダ映画/95分/スコープ/5.1ch/DCP/ PG12   
原題:PG(PSYCHO GOREMAN) 

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