松竹映画100周年記念、山田洋次監督作品『キネマの神様』がこの春完成し、2021年8月6日に公開を迎えます。

この度、松竹では、松竹(配給)作品の特集上映「映画『キネマの神様』公開記念特選DCP上映」を 企画し、全国各地の劇場にて順次開催することとなりました。
この企画を絶好の機会として、全国の映画を愛するお客様に、もう一度、あるいは初めて、是非スクリーンでご鑑賞いただきたい傑作の数々を8つのカテゴリーに分け、各劇場が選択し、上映いたします。

1、海外映画賞受賞作/北米
米国アカデミー賞外国語映画賞『おくりびと』(4K修復版都内初上映)、ゴールデングローブ賞外国語映画賞 『二十四の瞳』など。

画像: 『おくりびと』 Ⓒ2008_2020 映画「おくりびと」製作委員会

『おくりびと』
Ⓒ2008_2020 映画「おくりびと」製作委員会

2、海外映画祭受賞作上映作/ドイツ
ベルリン国際映画祭銀熊賞『小さいおうち』、ベルリン国際映画祭クラシック部門上映『麥秋』など。

3、海外映画祭受賞作上映作/イタリア
ヴェネチア国際映画祭クラシック部門上映『カルメン故郷に帰る』、『お茶漬の味』など。

4、海外映画祭受賞作上映作/フランス
カンヌ国際映画祭クラシック部門上映『東京物語』、カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞『うなぎ』など。

画像: 『東京物語』Ⓒ1953_2017 松竹株式会社

『東京物語』Ⓒ1953_2017 松竹株式会社

5、海外映画祭上映作/アニメーション
アヌシー国際アニメーション映画祭長編コンペティション部門ノミネート『映画 聲の形』、 ロカルノ国際映画祭上映『くもとちゆうりつぷ』、カンヌ国際映画祭クラシック部門上映『桃太郎 海の神兵』。

6、日本アカデミー賞受賞作
最優秀作品賞『復讐するは我にあり』(4Kデジタルリマスター版都内初上映)、『舟を編む』など。

画像: 『復讐するは我にあり』 ©1979_2020 松竹株式会社/株式会社今村プロダクション

『復讐するは我にあり』
©1979_2020 松竹株式会社/株式会社今村プロダクション

7、ギネスブック認定『男はつらいよ』シリーズ
8、劇場独自選定”キネマの神様”セレクション
上記1~7のカテゴリー全21作品を含む、松竹が選定したDCPリストから、 各劇場に独自の視点で選んで上映いただきます。

・上映作品/松竹(配給)作品8組のカテゴリーから劇場ごとに選定。
・上映方式/DCP(デジタル・シネマ・パッケージ)上映。
・上映期間・回数・開映時間・入場料金/劇場によって異なります。

7月30日(金)から開催されるアップリンク吉祥寺では、7つのカテゴリー(全21作品)を上映予定。
劇場独自の選定作品は、「寅さん」から2本、沢田研二出演の『男はつらいよ 花も嵐も寅次郎』(1982年/山田洋次監督)、サイレント映画のスター岡田嘉子が戦後初出演した『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』(1976年/山田洋次監督)。そして、歌舞伎を主題とした溝口健二監督屈指の大傑作『残菊物語』(1939年)です 。

画像: 『男はつらいよ 花も嵐も寅次郎』 ©1982/2020 松竹株式会社

『男はつらいよ 花も嵐も寅次郎』
©1982/2020 松竹株式会社

さらに、毎週水・日曜日には、日本経済新聞の映画記者、古賀重樹氏による上映後トークショーを開催。 国内外の撮影現場と世界各地の映画祭の取材で培われた豊富な経験から展開される多様なお話を是非ご期待ください。現在、対談ゲストも交渉中です。開催時間など詳細は、決まり次第、公表いたします。

『キネマの神様』公開記念 特選DCP上映

上映作品:「キネマの神様」ニュースページ
https://movies.shochiku.co.jp/kinema-kamisama/news/dcpinfo1/をご確認ください。
開催劇場:下記の劇場の他、順次開催予定。
最新情報は、本特集上映シアターリスト
http://eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=kinetokuDCPをご確認ください。

東京【アップリンク吉祥寺】
https://joji.uplink.co.jp/
◆開催期間:2021年7月30日(金)~9月2日(木)
◆上映作品:カテゴリー1234568 全21作品(予定)
◆入場料金:特別料金1,100円均一/アップリンク会員1,000円

※「くもとちゆうりつぷ」「桃太郎 海の神兵」は2本立て特別料金一般1,500円/アップリンク会員1,400円となります)
◆トークショー付き上映開催予定!:毎週水・日曜日 ※時間など詳細は追って発表いたします。

日本経済新聞社 古賀重樹氏 プロフィール
1961年福岡市生まれ。1985年日本経済新聞社入社。文化部次長、京都支局長を経て、2010年から編集委員。 著書「1秒24コマの美/黒澤明・小津安二郎・溝口健二」(日本経済新聞出版社)、日本大学芸術学部映画学科非常勤講師

京都【アップリンク京都】
https://kyoto.uplink.co.jp/
※アップリンク京都では、8月6日公開「キネマの神様」の上映はございません。
◆開催期間:2021年7月16日(金)~8月19日(木)
◆上映作品:カテゴリー1234568 全21作品(予定)
◆入場料金:特別料金1,100円均一/アップリンク会員1,000円

※「くもとちゆうりつぷ」「桃太郎 海の神兵」は2本立て特別料金一般1,500円/アップリンク会員1,400円となります)

山形【MOVIE ON やまがた】
https://movieon.jp/
◆開催期間:2021年6月4日(金)~8月12日(木)
◆上映作品:カテゴリー146 全9作品
◆入場料金:特別料金一般1,100円

※新型コロナウイルス感染予防のため、上映スケジュール等、急遽変更する場合がございます。 事前に劇場HPをご確認の上、ご来場ください。

山田洋次監督最新作『キネマの神様』/8月6日公開

画像: (C)2021「キネマの神様」製作委員会

(C)2021「キネマの神様」製作委員会

【STORY】
ギャンブル漬けで借金まみれのゴウ(沢田研二)は妻の淑子(宮本信子)と娘の歩(寺島しのぶ)にも見放されたダメ親父。 そんな彼にも、たった一つだけ愛してやまないものがあった。それは「映画」———。行きつけの名画座の館主・テラシン(小林稔侍)とゴウは、 かつて撮影所で働く仲間だった。
若き日のゴウ(菅田将暉)は助監督として、映写技師のテラシン(野田洋次郎)をはじめ、時代を代表する名監督やスター女優の園子(北川景子)、また 撮影所近くの食堂の娘・淑子(永野芽郁)に囲まれながら夢を追い求め、青春を駆け抜けていた。しかしゴウは初監督作品「キネマの神様」の撮影初日に転落事故で大怪我をし、その作品は幻となってしまう。
あれから約50年。あの日の「キネマの神様」の脚本が出てきたことで、ゴウの中で止まっていた夢が再び動き始める。 これは、”映画の神様”を信じ続けた男の人生とともに紡がれる愛と友情、そして家族の物語。

監督: 山田洋次
脚本: 山田洋次 朝原雄三
原作: 原田マハ「キネマの神様」(文春文庫刊)
出演: 沢田研二 菅田将暉 永野芽郁 野田洋次郎 / 北川景子 寺島しのぶ 小林稔侍 宮本信子
主題歌 :「うたかた歌」RADWIMPS feat.菅田将暉(Muzinto Records/EMI)
配給:松竹

(C)2021「キネマの神様」製作委員会

■公式Twitter:https://twitter.com/kinema_kamisama
■公式Instagram:https://www.instagram.com/kinema_kamisama/

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