「湯浅譲二・松本俊夫監督の映画音楽、Expo’70せんい館」このアヴァンギャルドな二大巨匠の才能が最高度に融合したクリエイション!

2020年に50周年を迎えた大阪万博の「せんい館」。そして、その直前に撮影された映画「薔薇の葬列」(ピーターこと池畑慎之介のデビュー作でもある)。
どちらも湯浅譲二と松本俊夫の才能が最高度に融合したクリエイションだ。
このアヴァンギャルドな巨匠達によるコラボレーションの「音楽」を記録したマスターテープが昨年発見された!!!!

画像1: 「湯浅譲二・松本俊夫監督の映画音楽、Expo’70せんい館」このアヴァンギャルドな二大巨匠の才能が最高度に融合したクリエイション!

まさに50年保管されたタイムカプセル!
テープの所有者は湯浅譲二その人。
91歳でも現役でオーケストラ曲を作曲中の作曲家である。

今も語り継がれるほどに異彩を放っていたExpo’70「せんい館の。松本俊夫、横尾忠則、湯浅譲二による「せんい館」。その内部で再生された数々の音楽を記録したマスターテープが、作曲者である湯浅譲二の元から発見され、この度、CDが完成したのだ!
これまで様々なアプローチによって語られてきた万博、そして、せんい館における、湯浅譲二と、故・松本俊夫の仕事、その前段階としての「薔薇の葬列」や「母たち」「わたしはナイロン」での2人の巨匠の仕事を中心に、91歳現役の巨匠・湯浅譲二の魅力!

画像2: 「湯浅譲二・松本俊夫監督の映画音楽、Expo’70せんい館」このアヴァンギャルドな二大巨匠の才能が最高度に融合したクリエイション!

CD発売記念番組 3月4日 DOMMUNEで5時間特集!

3.4DOMMUNE!!!
来るべき2025年の大阪・関西万博に向けても、ポストパンデミックにおけるアヴァンギャルドの指針としても絶対必見の5時間!!!

3月4日19時から24時まで、DOMMUNE(PARCO9階)スタジオにて5時間の生放送。
番組は、宇川直宏、玉置泰紀、西耕一によるスタジオトークと、リモート出演にはCD付属の40ページ&24ページの詳細な解説書を執筆したよる電子音楽研究の川崎弘二、映像研究の阪本裕文のトーク、湯浅譲二御本人のリモート動画も放送される予定です。

Three Shells Presents CD発売記念番組
「湯浅譲二・松本俊夫監督の映画音楽、そしてEXPO’70せんい館」

出演:宇川直宏(現在美術家|DOMMUNE)、玉置泰紀(KADOKAWA)、西耕一(音楽評論|Three Shells)
リモート出演:川崎弘二(電子音楽研究)、阪本裕文(映像研究)
スペシャルリモート出演:湯浅譲二(作曲家)

放送の評判次第で、第2弾の御本人生出演もあるかも!?CDに収録しきれなかった万博音源や、これからCDになるかもしれない未音盤化作品、そして、湯浅譲二の講義録音テープや講演会の動画など、お蔵出し、超絶マニアック&エクストリームな内容の放送を予定中!!!

番組は3月4日19時から下記URLにアクセスして再生ボタンを押すだけ、無料で視聴可能です。
https://www.dommune.com/

内容紹介はこちらからご覧いただけます。
https://www.dommune.com/streamings/2021/030401/

■湯浅譲二(ゆあさ じょうじ)
作曲家。1929年福島県郡山市生まれ。少年期より音楽活動に興味をおぼえ独学で作曲を始める。49年慶応義塾大学教養学部医学部進学コースに入学。在学中より秋山邦晴、武満徹らと親交を結び、51年「実験工房」に参加、作曲に専念する。以来、オーケストラ、室内楽、合唱、劇場用音楽、インターメディア、電子音楽、コンピュータ音楽など、幅広い作曲活動を行っており、国内はもとより、世界の主要オーケストラ、フェスティバルなどから多数の委嘱を受けている。これまでにニューヨークのジャパン・
ソサエティ、DAADのベルリン芸術家計画、シドニーのニュー・サウス・ウェールズ音楽院、トロント大学など世界各国から招聘を受け、また、ハワイにおける今世紀の芸術祭、香港のアジア作曲家会議、英国文化振興会主催の現代音楽巡回演奏会、アムステルダムの作曲家講習会などに、ゲスト作曲家、講師として参加するなど、国際的に活動している。81年からカリフォルニア大学サンディエゴ校教授を務め(現在名誉教授)、日本大学芸術学部、東京音楽大学、桐朋学園大学等で後進の指導にあたる。
1997年、「ヴァイオリン協奏曲―イン・メモリー・オブ 武満徹─」により第45回尾高賞および第28回サントリー音楽賞を受賞。1998年から2011年まで、「サントリーホール国際作曲委嘱シリーズ」の監修を務めた。2010年、国際現代音楽協会(ISCM)名誉会員に選ばれる。
■受賞:ベルリン芸術祭審査員特別賞(1961)、イタリア賞(1966、67)、ヴェネチア国際記録映画祭サン・マルコ金獅子賞(1967)、尾高賞(1973、88、97、2003)、日本芸術祭賞(1973、83)、飛騨古川音楽賞大賞、京都音楽賞大賞(1995)、サントリー音楽賞(1996)、芸術選奨文部大臣賞(1997)、紫綬褒章(1997)、日本芸術院賞・恩賜賞(1999)、第23回日本アカデミー賞映画音楽優秀賞(2000)、文化功労者(2014)。

■松本俊夫(まつもと・としお)
実験映画の第一人者であり、日本屈指の映画理論家。1932年愛知県名古屋市生まれ。 東京大学文学部美学美術史学科を卒業後、新理研映画においてPR映画を手がけ、『銀輪』(55)を演出。実験工房の北代省三、山口勝弘らと脚本を練り、特殊撮影に円谷英二、音楽に武満徹を迎えたそのコラボレーションは、日本最初のカラーによる実験映画となった。 記録映画『潜凾』(56)にて映画監督としてデビュー。六〇年代に手がけた『西陣』(61)、『石の詩』(63)、『母たち』(67)の一連のシネポエム作品は、アヴァンギャルドとドキュメンタリーが相克する作風として世界的な評価を得て、『西陣』『母たち』は共にヴェネチア国際記録映画祭サン・マルコ金獅子賞を受賞した。 六〇年代から九〇年代にかけて、日本における実験映像の先駆者として『白い長い線の記録』(60)から『エングラム(記憶痕跡)』(87)へと至る実験映画を作り、また『メタスタシス(新陳代謝)』(71)から『ディシミュレーション(偽装)』(92)へと至るビデオアート作品を次々に発表し、国内ではいち早くインターメディアや映像インスタレーションを手がけた。 一方、これまでに『薔薇の葬列』(69)『修羅』(71)『十六歳の戦争』(74)『ドグラ・マグラ』(88)の四本の実験的な劇映画を発表。同時に「記録映画」「映画批評」などの映画雑誌において批評と独自の映画理論を展開し「映像の発見」(1963) 「表現の世界」(1967)「映像の変革」(1972)「幻視の美学」(1976)「映像の探究」(1991)「逸脱の映像」(2013)として纏められた評論集は、劇映画、ドキュメンタリー、前衛・実験映画を「映像」という観点から横断的に論じる思想書として不朽の名著となっている。2017年4月12日 腸閉塞により死去。85歳没。

2021年2月28日に発売された新CD「湯浅譲二の映画音楽」「Expo’70せんい館」(いずれもタワーレコード、HMV、Amazonほか全国で販売中)。

CD購入はこちらでも
https://3scdjrl.shopselect.net

3月4日19時からDOMMUNEで放送

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