株式会社シネメディア並びにチームオクヤマによる、映画『女たち』が、2021 年春公開されることとなりました。

画像1: ©︎ 映画『女たち』製作委員会

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映画『ハチ公物語』(1987)、『その男、凶暴につき』(1989)、『GONIN』(1995)と邦画斜陽期から攻撃的な姿勢 で様々な色合いの映画を製作してきた、レジェンダリープロデューサー・奥山和由。
現在もプロデューサーとし て『海辺の映画館-キネマの玉手箱 2019』、『銃 2020』などの意欲作を手掛けるとともに、映画監督作も発表する八面六臂の躍動を見せている。そんな奥山が、コロナ禍でふさぎ込んだ時代に風穴を開ける新作映画を製作した。 それが『女たち』だ。

製作総指揮の奥山和由がギリギリの女たちの生き様を見つめるのは、映画『GONIN2』以来約 25 年ぶり。加えてチームオクヤマ発足 25 周年の節目にもあたる。映画作りに奇縁や必然はつきもの。当然のようにキャスティングにも、幾多もの必然が生まれることになった。

主演には現在、主演を含む、3本もの出演映画が公開中、幅広い映画やドラマでその演技が評価され、まさに飛ぶ鳥落とす勢いの女優・篠原ゆき子。かつて出演した映画 『おだやかな日常』(2012)は、奥山がエグゼクティブディレクターを務める沖縄国際映画祭のクリエイターズ・ ファクトリーで高い評価を得たという奇縁がある。出演場面は短いながらも、奥山がプロデュースした武正晴監督作『銃 2020』で魅せた体当たり演技が、『女たち』主演への切符になった。自ら脚本作りにも参加し、美咲の抑圧と解放を全身全霊で表現。女優としての凄みを爆発させる。

美咲が心の拠り所にする親友・香織に扮したのは、人気・実力ともに評価の高い倉科カナ。『真幸くあらば』(2010) を始めとする奥山プロデュース作品のファンであり、長らく奥山との初仕事を熱望していた。それだけに並々ならぬ気迫で難しい役を演じ切った。また脚本からインスピレーションを受けて、ロングヘアーを約 40 センチもバッサリとカット。長いキャリアの中でへばりついた“明るく・可愛く・可憐な女性”というレッテルも自らバッサリと切り捨てた。そのパッションは香織にとって最も重要な場面にも悪天候を呼び寄せ、土砂降りの中での壮絶かつ印象深いシーンを誕生させた。倉科は精神的にバランスを崩した哀しき孤独な女性をリアリズムで体現。 “新境地開拓”という手垢のついた言葉だけでは物足りない、新生・倉科カナをスクリーンに焼き付けた。

そのほかにも、生きる目的も失い、自暴自棄で娘に当たり散らす毒母・美津子に挑戦した、ベテラン女優の高畑淳子のほか窪塚俊介、サヘル・ローズらネームバリューある逸材のほか、筒井茄奈子ら期待の若手も出演。
脚本・監督を務めたのは『おだやかな日常』でメガフォンを取った、内田伸輝。撮影に至るまでに脚本の稿を何度も重ねる慎重さがある一方で、撮影現場では“女たち”に扮した“女優たち”の意見やアイデアに耳を傾け、フレキシブルに対応。スタッフ・キャストに共同作業という一体感を共有させて、いまだかつてないコロナ禍という難しい状況下での撮影を駆け抜けた。

女優たちの名演技によって、悩みの袋小路に追い込まれた人たちのとんでもない感情の爆発がリアルに伝わってくる、まさに「女たちの記録」となっています。

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期待の新星 Little Black Dress が
主題歌「妖精の詩」をカバーしたイメージソングを歌唱!本人コメント到着!

この度、新進気鋭のシンガーソングライター・Little Black Dressが本作品の主題歌をカバーしたイメージソングを制作することが決 定いたしました。 本作品の主題歌となったのは、荒木一郎氏が歌う「妖精の詩」。歌詞の内容がストーリーとも絶妙にマッチしたこの楽曲は、劇中にて倉科カナが演じる「香織」の父親が過去に好きでよく聞いていた曲という設定で、香織が印象的なシーンで口ずさむなど、重要なエッセンスとなっています。

画像: Little Black Dress アーティスト写真

Little Black Dress アーティスト写真

2019年にインディーズデビューをしたLittle Black Dressは、デビュー後に数々の歌謡曲をカバー、独自の「歌謡ロック」を確立し話題に。オリジナル曲も120曲以上制作するなど勢力的に活動しています。
先月11月3日の自身の22歳の誕生日にBillboard Live横浜にて開催したライブはチケット完売、今月12月24日に丸ビルで開催予定の「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」でのステージや、12月27日にはBillboard Live東京での初ライブも決定するなどこれからまだまだ目が離せない実力派・注目アーティストが映画を彩る「女たち」の1人に加わります。彼女の魅せる昭和歌謡の名曲の新たな一面に、ぜひご注目下さい。

<Little Black Dressさんのコメント>

この度、映画「女たち」のテーマ曲となっている、
荒木一郎さんの妖精の詩をカバーさせていただきました。

まるで一つの小説を読んでいるかのような荒木さんの素敵な楽曲達は、
以前から愛聴していたのですが、
この「妖精の詩」とは、カバーのお話を通じて、初めて出会いました。
”さみしくないとは云えないけど”
大人になるとつい飲み込んでしまうような本心に寄り添ってくれる
このフレーズが大好きです。

映画「女たち」も、一足先に観させていただき、
どれだけ哀しくて苦しくても、実は希望って
小さいものからでも自分で作り出せるのだと気付かされる
とても素晴らしい作品でした。
人間の、本当の姿が描かれているように思います。

まさに、“生きていく”ことを改めて考えさせられた2020年を
映し出しているようなこの作品と、
生きてゆく中での、悲しみ、憎しみ、虚しさを 儚くも美しく魅せてくれるこの楽曲は、
我々の日常へ寄り添い、希望を導いてくれる妖精のような存在です。

今だからこそ、たくさんの方に見て欲しいです。
Little Black Dress

映画『女たち』予告

画像: 映画『女たち』 youtu.be

映画『女たち』

youtu.be

『女たち』【ストーリー】
主人公の美咲は、母の介護をしながら地域の学童保育所で働いている。東京の大学を卒業したものの、就職氷河期世代で希望する仕事に就くことができず、恋愛も結婚も、なにもかもがうまくいかず、40歳を目前にした独身女性である。娘を否定しつづける毒母、そんな母に反発しながらも自分を認めてもらいたいと心の奥底で願う娘。そこに「介護」という現実がのしかかってくる。お互いに逃げ出したくても逃げ出せない。あるとき、美咲が唯一心のよりどころとしている親友・香織が突然命を絶ち、いなくなってしまう。美咲にとって、養蜂家として自立する香織は憧れだった。美咲の心もポキリと折れ、崩壊へと向かっていく。

監督:内田伸輝
製作:奥山和由
プロデューサー 木谷真規

出演:
篠原ゆき子、倉科カナ、高畑淳子
サヘル・ローズ、筒井茄奈子、窪塚俊介

配給 シネメディア、チームオクヤマ
制作国 日本(2021)
©︎ 映画『女たち』製作委員会

2021年 春公開決定!

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