モスクワと秋田を結び、少年と犬の感動的な触れ合いを描いた日露共同製作作品『ハチとパルマの物語』のロシア公開が決定。本作は1976年の旧ソ連時代、モスクワ国際空港に実在した名犬「パルマ」のエピソードを基に描かれた日露共同製作作品。
この度、ロシア大手の映画会社マーズメディアとセントラル・パートナーシップの配給によって、来年3月、共作作品としては史上最大規模のロシア全土約1,000スクリーンでの上映が決定した。

母の死とともに心を閉ざしてしまった少年コーリャ。はぐれた飼い主を空港で待ち続ける犬パルマ。二つの魂が出会うきっかけをつくったのは秋田犬ハチ。日露の名犬が少年の孤独な心を救う感動のドラマに仕上がっている。
主役のコーリャ少年には、200人を超える応募者からオーディションで選ばれた子役レオニド・バーソフ。そして、ロシアを代表する名優アレクサンドル・ドモガロフ、「T-34」のヴィクトル・ドブロヌラヴォフら熟練のキャストが脇を固めている。さらに日本からは渡辺裕之、藤田朋子、壇蜜、阿部純子らが出演。また、フィギアスケーターのアリーナ・ザギトワも本人役で登場している。

主題歌を手掛けているのは堂珍嘉邦(CHEMISTRY)。監督は俳優としても活躍し、本作で初めて親子での参加を果たしたアレクサンドル・ドモガロフ・ジュニア。
撮影は2019年7月から20年7月までロシア・モスクワと秋田県大館市で行われた。
ロシアで公開された他の作品としては、国内で大ヒットを記録したロシア製戦争映画『T-34 レ ジェンド・オブ・ウォー』(2018)が1,715スクリーン、日本でも大ヒット中のアクション『TENET テネット』が1,217スクリーン、ポン・ジュノ監督のオスカー受賞作『パラサイト 半地下の家族』 (2020)が280スクリーン、カンヌでパルム・ドールを獲得した是枝裕和監督作『万引き家族』 (2018)が138スクリーン、2019年の日露合作映画『ソローキンの見た桜』はコロナ禍の影響で公開が延期されているが、今年の12月に150スクリーンで公開される予定となっており、それと比較しても本作は1,000スクリーンという公開規模からして、ハリウッド超大作にも匹敵する観客の動員を見込んでいる。

ストーリー

旧ソ連時代の1970年代。検査の手違いから仕方なくモスクワの空港に置き去りにされた犬、パルマ。 いつの日か飼い主が迎えに来ることを信じて、今日もパルマは滑走路の傍らでじっと待ち続ける。そして1人の少年と出会う...。2年もの間、実際にモスクワのヴヌーコヴォ国際空港で待ち続け、いまも多くの人に語り継がれる感動の実話“パルマの物語”、待望の映画化。

渡辺裕之、藤田朋子、アナスタシア、壇蜜、高松潤、山本修夢、早咲
阿部純子(友情出演)、堂珍嘉邦(友情出演)、アリーナ・ザギトワ(友情出演)
アレクサンドル・ドモガロフ、レオニド・バーソフ、ヴィクトル・ドブロヌラヴォフ

監督:アレクサンドル・ドモガロフJr.
脚本:アレクサンドル・ドモガロフJr./村上かのん
プロデューサー:益田祐美子
配給:東京テアトル/平成プロジェクト
©2021パルマと秋田犬製作委員会

2021年初夏、感動の全国ロードショー!

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