『17歳のウィーン フロイト教授人生のレッスン』が、7月24日(金)よりBunkamuraル・シネマほか全国公開されます。

画像1: © 2018 epo-film, Glory Film

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1937年、ナチ・ドイツとの併合に揺れる激動のウィーン。
17歳の⻘年フランツが、精神分析学者ジークムント・フロイト教授の教えを請いながら、恋に悩み、成⻑していく姿を幻想的な映像美とともに描いた ニコラウス・ライトナー監督作品『17歳のウィーン フロイト教授人生のレッスン』。
原作は、2012年に オーストリアで出版されて以降、社会現象に発展するほどの人気からドイツ国内で50万部以上が発行されたローベルト・ゼーターラーのベストセラー「キオスク」。
また、本作でフロイト教授を演じたのは『ベルリン・天使の詩』『ヒトラー〜最期の12日間〜』などで主演を務めその名を世界に知らしめた名優ブルーノ・ガンツ。遺作となった本作では、ナチスによる抑圧や、老いからくる病に耐えながらも、うぶな⻘年の人生に華やかな彩りを添える人生の師を演じている。

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15名の著名人からのコメントが到着

この度解禁されたのは、『17歳のウィーン フロイト教授人生のレッスン』に寄せられたコメント。 夏木マリ、竹中直人、鎌田實、萬田久子、綾戶智恵、石丸幹二、賀来千香子、小堺一機、俵万智、平原 綾香、加藤登紀子、夏目深雪、深緑野分、風吹ジュンら、計15名の著名人からのコメントが到着した。
映像美や、主人公フランツが激動の時代の中で成⻑していく姿、そしてフロイトという人生の師との出逢いへの共感をはじめ、いま、この時代にこそ見るべき!というメッセージが集まりました。

美しい映画...
疑うことを知らない⻘年と成熟した老人
湖畔の故郷と激動のウィーン
対極の引き合いが夢のように劇的〜 悲劇に向かう時代の物語はドキドキするが、
後味が軽やか、原作も読んでみたい、この映画好きです....
夏木マリ

なんてロマンチックな映画だろう。匂いたつ映像の美しさに酔いしれる!
ブルーノガンツ演じるフロイトが素晴らしい!
その佇まいの色香にも痺れまくる...
監督の眼差しが本当に本当に最高!
素敵すぎるファンタジー!
竹中直人(俳優・映画監督)

暴力や戦争に負けないエロス。
人間には「恋」が必要。
コロナ時代の今、まさに
フロイト先生の人生レッスンが輝く!
鎌田 實(医師・作家)

身体が70%の水分で作られているならば、心体の100%は出逢いで出来上がっていくと思う。
逞しくなる、頼もしくなる、美しくも酷くも・・・無限に広がる人間の成⻑を優しく厳しく魅せてく れた。
萬田久子(女優)

みた夢を書く、それは疑問を呈すること?
フロイトの言葉にはなるほど。
フランツは男になった!そしてアネーシュカ、もう一回やろぅ!
私は女がわからん、あのフロイトも女はわからへんらしい。もう一回みよぅ!
ps、母だからか?私にはチョット切ない映画だ。
綾戶智恵(ジャズシンガー)

社会の理不尽さを知った⻘年の、やり場のない哀しみと憤りは、今、この不安定な時代を生きる私たちにも、切実に共有できる感情だ。
石丸幹二

混沌とした時代に心通わせる⻘年とフロイト教授。
逡巡、熱情、信念。だからこそ終盤に一瞬見せる、⻘年の笑顔の横顔とフロイト教授の言葉が、波紋のように心に響く映画です。
賀来千香子(女優)

大人でも子どもでも無い⻘春時代に出会う様々な人々、そこから何を得るのか?
誰も生きる時代は選べないが生き方は選べる。
自分の名前を誇らしげに告げる主人公に胸を打たれる。
小堺一機

見終わった時、アッター湖畔の景色のように静かに心の奥に染み込んでくる。
ナチスが台頭するウィーンで、時代に翻弄されながら成⻑する⻘年の姿と年齢を超えたフロイト教授との関係に感動します。
一路真輝(女優)

若者は、熱くごつごつ成⻑する。
時代は、ひんやりなめらかに変化する。
その見事な交差点で、何度も息を呑んだ。
俵万智(歌人)

この映画は最後まで観たほうがいい。 ラストで主人公がとった行動に涙が出た。
どんな時代であろうと、他人の人生を奪ってはいけないのだ。
一生懸命生きること、愛する人を幸せにしたいと願うこと。
そんな人々が祝福される世界をつくるのは誰でもない、私たちなのだ。
平原綾香(歌手)

舞台劇を見るような濃密な画面から、1937年の匂いが立ち昇る!
恐ろしい歴史の真っ只中なのに、会話が詩のように美しい。
17歳の少年の見る「夢」のシーンに、あの時代のシュールリアリズムが感じられるのも嬉しかった。
加藤登紀子(歌手)

ナチスはあくまで後景で、17歳の少年の瑞々しい恋や煙草屋の店主やフロイトとの心温まる交流がメインだ。だからこそ突然愛する人の命や尊厳を奪うナチスの残虐さが浮き彫りになる。
お見事!美しい夢のシーンも必見。
夏目深雪(映画批評家)

人生を味わわせてくれるものを売る店で、教えを受けた若者は心と欲求に素直になり、愛を知り、さなぎから蝶になる――ただし、平和な時代であれば。
はじめて吸う煙草のように苦く、湖底のように深い余韻にただ浸る。
深緑野分(作家)

届かない大人の思いがやるせない...。
正しい言葉を沢山拾えているにも拘わらず
それでも違う答えを出すのが17才なのかも。
風吹ジュン(女優)

大人への階段。よく聞くフレーズだけれどフランツのそれはまるで深い湖の底へと続くよう。
薄暗い影が時代を覆う。抗うことを覚えながらパッときらめく明るく幸せな瞬間もつかんでいく。
先が見えない時代に、大切な何かを見つけてはつかみ、手放さないことの美しさを我々に気づかせてくれる⻘春の物語であった。
ロバートキャンベル(日本文学研究者)

監督:ニコラウス・ライトナー
脚本:クラウス・リヒター、ニコラウス・ライトナー
原作:ローベルト・ゼーターラー (「キオスク」2017年東宣出版 酒寄進一訳)
出演:ジーモン・モルツェ、ブルーノ・ガンツ、ヨハネス・クリシュ、エマ・ドログノヴァ
オーストリア、ドイツ/2018/113分/R15+ 原題:Der Trafikant 日本語字幕:吉川美奈子
© 2018 epo-film, Glory Film
提供・配給:キノフィルムズ
配給協力:REGENTS

7月24日Bunkamuraル・シネマほか全国公開予定

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