日本を代表する映画監督・黒沢清が、主演に蒼井優を迎え挑んだ『スパイの妻』が、映画として10月16日(金)より新宿ピカデリー他にて全国公開することが決定。あわせてティザービジュアルと予告編が公開された。

太平洋戦争前夜。 時代の嵐が、⼆⼈の運命を変えていくーー。

1940年。満州で偶然、恐ろしい国家機密を知ってしまった優作は、正義のため、事の顛末を世に知らしめようとする。聡⼦は反逆者と疑われる夫を信じ、スパイの妻と罵られようとも、その⾝が破滅することも厭わず、ただ愛する夫とともに⽣きることを⼼に誓う。太平洋戦争開戦間近の⽇本で、夫婦の運命は時代の荒波に飲まれていく……。

画像: ©2020 NHK, NEP, Incline, C&I

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今回解禁されたのは、神⼾で貿易会社を営む優作(⾼橋⼀⽣)と、その妻・聡⼦(蒼井優)が洋装に⾝を包み、真っ直ぐこちらを⾒つめている、そのどこか緊張感のある⾯持ちが印象的なティザービジュアル。
煌々と燃え盛る炎が⼆⼈へ迫り寄り、「時代の嵐が、⼆⼈の運命を変えていくーー」というキャッチコピーと相まって、これから彼らが巻き込まれていく波乱の⽇々を予感させる。1940年の神⼾を舞台に⿊沢清監督が初めて挑んだ歴史の闇、そのドラマチックな展開に期待が⾼まるビジュアルだ。

予告編では、1940年太平洋戦争前夜の、物々しくも、活気ある神⼾が映し出される。「悪魔のような所業を僕は⾒た」と声を振り絞る優作と、スパイだと疑われる夫・優作へ、「つかまることも、死ぬことも怖くはありません。私が怖いのはあなたと離れることです!」と思いの丈をぶつける聡⼦。どのカットをとっても⼆⼈の瞳からは⽣命⼒が溢れ、意志の強さや絆の深さを⼀層印象付ける。優作が知ってしまった国家機密とは…? 映画ファンのみならず、観るもの全ての⼼を揺るがす傑作の鱗⽚をのぞかせる予告編が完成した。

名匠・⿊沢清監督のもとに⽇本を代表する才能が集結!

⽇本を代表する映画監督であり、世界中にファンを持つ⿊沢清の最新作『スパイの妻』。本作は6⽉6⽇にNHK BS8Kで放送したドラマ(6⽉末まで、リピート放送中)をスクリーンサイズや⾊調を新たにした「劇場版」となる。脚本を⼿掛けたのは、⿊沢⾃⾝と濱⼝⻯介(『寝ても覚めても』)、野原位(『ハッピーアワー』脚本)の3⼈。また、「ペトロールズ」のリードボーカル&ギターであり、浮雲名義で「東京事変」のギタリストとしても活動している⻑岡亮介が、映画⾳楽を初めて⼿掛け、映画世界の奥⾏きをさらに広げている。 主演は数々の受賞歴を誇る、実⼒派⼥優・蒼井優。儚げでいて芯の強さを持ち、夫を愛し抜く聡⼦を圧倒的な存在感で演じている。『ロマンスドール』に続いて蒼井と夫婦を演じるのは⾼橋⼀⽣。正義の遂⾏のために⼿段を選ばぬ純粋な優作を魅⼒的に体現した。夫婦を取り巻く役者も⽇本映画界を代表する俳優たちが集結している。 理不尽な歴史の前に、ささやかな幸せが揺らいでいく……。混乱を経た今の⽇本が刮⽬して観るべき傑作が誕⽣した。

『スパイの妻』30秒予告編

画像: 名匠 黒沢清×主演 蒼井優『スパイの妻』30秒予告 youtu.be

名匠 黒沢清×主演 蒼井優『スパイの妻』30秒予告

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◾️STORY

1940年。満州で偶然、恐ろしい国家機密を知ってしまった優作は、正義のため、事の顛末を世に知らしめようとする。聡⼦は反逆者と疑われる夫を信じ、スパイの妻と罵られようとも、その⾝が破滅することも厭わず、ただ愛する夫とともに⽣きることを⼼に誓う。太平洋戦争開戦間近の⽇本で、夫婦の運命は時代の荒波に飲まれていく……。

蒼井優
高橋一生
坂東龍汰、恒松祐里、みのすけ、玄理
東出昌大、笹野高史

監督:黒沢清
脚本:濱口竜介、野原位、黒沢清
音楽:長岡亮介

エグゼクティブプロデューサー:篠原圭、土橋圭介、澤田隆司、岡本英之、高田聡、久保田修
プロデューサー:山本晃久/アソシエイトプロデューサー:京田光広、山口永/ラインプロデューサー:山本礼二
技術:加藤貴成/撮影:佐々木達之介/照明:木村中哉/録音:吉野桂太
美術:安宅紀史/編集:李英美/スタイリスト:纐纈春樹/ヘアメイク:百瀬広美
VFXプロデューサー:浅野秀二/助監督:藤江儀全/制作担当:道上巧矢

制作著作:NHK, NHKエンタープライズ, Incline, C&Iエンタテインメント
制作プロダクション:C&Iエンタテインメント 
配給:ビターズ・エンド/配給協力:『スパイの妻』プロモーションパートナーズ
2020年/日本/115分/1:1.85
©2020 NHK, NEP, Incline, C&I

10月16日(金)新宿ピカデリー他全国ロードショー!

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