ふたりの女性の間で揺れ動く中年男性を描いた大人の恋の狂想曲『恋する男』が、4月25日(土)より東京都写真美術館ホールにて公開されます。

画像1: ©2019 Nest/Mermaid Films

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妻子に逃げられた挙句、長年勤めた会社のリストラ対象となった小田光男。勢いで独立を決意する彼が出会ったふたりの女。ひとりは夢を追いかける癒し系ホステス。もうひとりは彼の仕事をサポートする才女。タイプの違うふたりの間で揺れ動き、心ときめき過ぎていろいろやらかしてしまう悲しい性の小田。はたして“恋する男”に本当の幸福はやってくるのだろうか......。

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主演の小田役は一世風靡セピアのリーダーとして衝撃のデビュー後、今や映画やドラマに欠かせない名優、小木茂 光。ホステスの瞳役に本作が本格的な映画初出演となる出口亜梨沙。小田を公私ともに支える雅美役に『フィギュアな あなた』『最低。』の佐々木心音。
56歳にして初監督に挑んだのはマーメイドフィルム代表として多くの良質なヨーロッパ映画を送り出してきた村田信男。さらにはポーランドの映画監督、イエジー・スコリモフスキ監督が編集監修として参加しています。

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昨年12月に、ポーランド映画人協会主催の日本映画特集にてワールドプレミア上映された本作。
現地の目の肥えた観客たちからも好評で、「主人公が前向きなのはいいが身につまされる......」「セリフが分からなくてもおかしさが伝わる」 「人生そのもの!」と多くの声をもらいました。そしてなんと!世界の巨匠監督たちからのコメントも届きました。

私は友人の村田信男に、映画づくりに一番必要なのは“情熱”だと言った。
あれから数年経ち、彼は一本の個人的な映画を携えて私の前に現れた。
この作品には誠実さと人の心を動かす力、そして溢れんばかりの“情熱”がある。
ただあまりに正直過ぎて、彼の奥さんはあまりお気に召さなかったようだが......。
―イエジー・スコリモフスキ(『アンナと過ごした 4 日間』映画監督)

逃れられない孤独から妄想にとりつかれる男を描いた村田信男の処女作は驚きである。
その妄想は、出口亜里梨沙の入念な演技を通して、実に繊細で魅力的な存在として具現化されている。
―ホセ・ルイス・ゲリン(『シルビアのいる街で』映画監督)

村田信男はその優雅で繊細な才能で、ユーモアに富んだ恋する男を肖像を描き出す。
この初作品は日本人による最もヨーロッパ的な映画となっていることに祝福したい。
ひとりの映画作家の誕生だ!
―エリーズ・ジラール(『静かなふたり』映画監督)

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『恋する男』
小木茂光 佐々木心音 出口亜梨沙 工藤俊作
製作:齋藤隆司
エグゼクティブ・プロデューサー:松井勇人、平山陽一、山形 誠
プロデューサー:山口正志、吉見ヒデキ、田山大悟
撮影:マチェイ・コモロフスキ 音楽:井出泰彰 スチール:池田岳史 脚本:村田信男、佐向 大
編集監修:イエジー・スコリモフスキ
制作:エイチエムプラス
製作:ネスト、マーメイドフィルム
配給・宣伝:マーメイドフィルム コピアポア・フィルム
監督:村田信男

2019年/日本/カラ―/84分/ビスタサイズ/モノラル
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また『恋する男』の公開を記念し、〈“恋する男”映画祭 〜女たちを愛した男たち〜〉も同時に開催されます。愛した女に振り回され、人生を狂わされようとも、ひたすらわが道を往く男たちを描いた名作の数々が並びます。

〈“恋する男”映画祭 〜女たちを愛した男たち〜〉

4月25日(土)~5月8日(金)、東京都写真美術館ホールにて開催
(4月27日(月)、5月2日(土)は休館)

上映作品(予定):『恋する男』(村田信男監督) 『暗くなるまでこの恋を』『恋愛日記』(フランソワ・トリュフォー監督)、『クレールの膝』(エリック・ロメール監督) 『早春』『アンナと過ごした4日間』(イエジー・スコリモフスキ監督)、『イタリア式離婚狂想曲』(ピエトロ・ジェルミ監督) 『愛の果てへの旅』(パオロ・ソレンティーノ監督)、『人形』(V・イエジー・ハス監督) 、『ポルト』(ゲイブ・クリンガー監督)etc・・・

4 月 25 日(土)より、東京都写真美術館ホールにて公開
※特集企画<“恋する男”映画祭>内での上映となります。

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