2018年の『カメラを止めるな!』に続き、2019年のゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019で観客賞である「ゆうばりファンタランド大賞」の作品賞を受賞し、カナダのファンタジア国際映画祭のコンペティション部門に正式出品され、現在までに11の賞を受賞している映画『いつくしみふかき』が、満を持して2020年4月17日(金)にテアトル新宿ほかにて公開となります。

画像1: 特報❗️「カメ止め」に続き、2019年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭で観客賞を受賞-海外サイトでも日本映画トップ10の第1位『いつくしみふかき』

psychocinematography.comで2019年の日本映画トップ10の1位に選ばれた本作は、劇団チキンハート主宰の遠山雄の親しい知人とそのお父さんについての実話で、ひきこもりの知人が葬儀で父親をかばいながらも謝罪をした姿が衝撃的だったことが映画化のきっかけ。実際に知人が住んでいた長野県飯田市に、劇団員が実際に代わる代わる住み込んで、今回の映画化に漕ぎ着けた。

画像2: 特報❗️「カメ止め」に続き、2019年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭で観客賞を受賞-海外サイトでも日本映画トップ10の第1位『いつくしみふかき』

父親・広志役を、意外にも本作が映画初主演となる渡辺いっけいが、遠山の知人が基になったその息子・進一役を、遠山自身が演じ、W主演を飾る。2人を取り持つキーとなる牧師・源一郎役に、ベテランの金田明夫、広志の舎弟・浩二を劇団チキンハートの榎本桜が演じるほか、三浦浩一、眞島秀和、塚本高史ら、本作監督の、劇団チキンハート演出の大山晃一郎と親交のある豪華な俳優陣が脇を固める。

2月14日(金)からロケ地である長野県飯田市のトキワ劇場及びセンゲキシネマズで、2月21日
(金)から主演の渡辺いっけいの出身地である愛知県のイオンシネマ豊川で先行上映を行い、4月17日(金)よりテアトル新宿にてレイトショー公開ほか全国順次公開予定。

画像3: 特報❗️「カメ止め」に続き、2019年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭で観客賞を受賞-海外サイトでも日本映画トップ10の第1位『いつくしみふかき』
画像4: 特報❗️「カメ止め」に続き、2019年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭で観客賞を受賞-海外サイトでも日本映画トップ10の第1位『いつくしみふかき』
画像5: 特報❗️「カメ止め」に続き、2019年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭で観客賞を受賞-海外サイトでも日本映画トップ10の第1位『いつくしみふかき』
画像6: 特報❗️「カメ止め」に続き、2019年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭で観客賞を受賞-海外サイトでも日本映画トップ10の第1位『いつくしみふかき』

この度、映画初主演となる渡辺いっけい、本作企画の、息子・進一役の遠山雄、牧師・源一郎役 金田明夫よりコメントが届きました。

<広志役:渡辺いっけい コメント>

画像7: 特報❗️「カメ止め」に続き、2019年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭で観客賞を受賞-海外サイトでも日本映画トップ10の第1位『いつくしみふかき』

6年前「TEAM」と言う刑事ドラマに出演中、面白い役者に出会った。芝居が妙にすっとぼけていて魅力がある。助監督のヤマちゃんこと大山晃一郎に「あれは誰?」と聞くと「遠山雄、ウチの劇団員です」と嬉しそうに言われた。それから彼らの劇団公演を観に行くようになり、「実は映画を撮りたい」と2人から切り出されたのが4年前。この度、映画はようやく完成した。怪作である。闇鍋的に面白い。笑えて泣ける。
撮影地・飯田下伊那のロケーションの美しさ、人々の暖かさが画面から滲み出ている。僕は出演者なのに、一観客としてじっくりと何度でも繰り返し見たくなる、そんな映画です。

<進一役 遠山雄 コメント>

画像8: 特報❗️「カメ止め」に続き、2019年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭で観客賞を受賞-海外サイトでも日本映画トップ10の第1位『いつくしみふかき』

映画『いつくしみふかき』は長野県飯田下伊那の皆さんと5年かかりで作った映画です。無名俳優として死んで行くわけにはいかないと思い自分が一番大切にしている場所で一世一代の大博打を打ちました。完成までに時間がかかってしまったせいで映画を助けてくれた方々が亡くなったり多額の借金を背負ったりと気持ちが何度も折れましたが、たくさんの方の支えがあって公開が決まりました。この映画をもって映画俳優として生きていく心に迷いがなくなりました。売れない俳優の大勝負ぜひ見届けに来て頂けましたら幸いです。

<牧師・源一郎役 金田明夫 コメント>

画像9: 特報❗️「カメ止め」に続き、2019年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭で観客賞を受賞-海外サイトでも日本映画トップ10の第1位『いつくしみふかき』

人の贖えない運命だとか色んなことを正攻法というよりは俯瞰の位置で見ていて、観ている方に、ボディブローのように効かせていって、最後ノックアウトしちゃうような映画でした。監督の中では12ラウンドをちゃんと戦う戦い方をした映画だなと思いました。家族と地域に生きている力強い人間たちの生きる力と生きる愛が見える映画です。ヒーローは出てこない、日常の切り取りの中で淡々と起きていく中でものすごいドラマが進んでいきます。
中盤のコミカルなシーンは、チャップリンの言葉で、「クローズアップで撮ると悲劇で、ロングショットで撮ると喜劇だ」という言葉がありますし、チェーホフもそうだけれど、本人たちにとってはとんでもない悲劇なんですけれど、周りにしてみると喜劇という構図で面白かったです。
将来性がある面白い監督なので、彼がこれからも撮るためにも劇場で観て下さい。後で「最初の作品を映画館で観てるんだよ」と自慢できると思います。

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭観客賞
『いつくしみふかき』特報

画像: ゆうばり国際ファンタスティック映画祭観客賞『いつくしみふかき』特報 youtu.be

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭観客賞『いつくしみふかき』特報

youtu.be

【STORY】 
30年前。母・加代子(平栗あつみ)が進一(遠山雄)を出産中に、あろうことか母の実家に盗みに入った父・広志(渡辺いっけい)。「最初から騙すつもりだったんだろ?」と銃を構える叔父を、牧師・源一郎(金田明夫)が止め、父・広志は”悪魔”として村から追い出される。進一は、自分が母が知らないものを持っているだけで、母が「取ったのか?この悪い血が!」と狂うのを見て、父親は”触れてはいけない存在”として育つ。30
年後、進一は、自分を甘やかす母親が見つけてくる仕事も続かない、一人では何もできない男になっていた。その頃父・広志は、舎弟を連れて、人を騙してはお金を巻き上げていた。
ある日、村で連続空き巣事件が発生し、進一は母を始めとする村人たちに、「悪魔の子である進一の犯行にちがいない。警察に突き出す前に出ていけ」と言われ、牧師のいる離れた教会に駆け込む。「そっちに行く」という母親に「来たら進一は変わらない」と諭す牧師。
一方、父・広志は、また事件を起こし、「俺にかっこつけさせてください」という舎弟・浩二
(榎本桜)に、「待っているからな」と言っても、実際には会いに行かない相変わらずの男で、ある日、牧師に金を借りに来る。「しばらくうちに来たらどうだ?」と提案する牧師。牧師は進一のことを「金持ちの息子」だと嘘を吹き込み、進一と広志は、お互い実の親子だとは知らないまま、二人の共同生活が始まる。

渡辺いっけい 遠山雄
平栗あつみ 榎本桜 小林英樹 こいけけいこ のーでぃ 黒田勇樹
三浦浩一 眞島秀和 塚本高史 
金田明夫

監督:大山晃一郎

企画:遠山雄 プロデューサー:清弘樹/榎本桜 脚本:安本史哉/大山晃一郎 
撮影:谷康生 照明:阿部良平 編集:菊地史子 録音:高松愛里沙 美術:榊さくら 音楽プロデュース:吉川清之 整音・効果:渡辺寛志 記録:松村愛香 衣装:深野明美 メイク:長縄希穂 制作担当:津崎雄大 助監督:安養寺工/松村卓
演技事務:清水亜紀 ラインプロデューサー:福田智穂 タイトル題字:高田菜月
主題歌:タテタカコ「いつくしみふかき」

後援:長野県飯田市 
特別協力:映画「いつくしみふかき」を応援する会 遠山郷 天龍村

配給・宣伝:渋谷プロダクション 
2019/5.1ch/JAPAN/DCP/107min 
公式Twitter:itukusimifukaki
公式facebook:itukusimifukaki

2020年4月17日(金)よりテアトル新宿にてレイトショー公開ほか全国順次公開予定

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