今年のカンヌ国際映画祭で、審査員満場一致で【最高賞】パルムドールに輝いたポン・ジュノ監督最新作『パラサイト 半地下の家族』(1月10日(金)全国公開)。
全員失業中の貧しい一家とIT企業を経営する裕福な社長一家という相反する2つの家族の出会いから想像を遥かに超える展開へと加速していく物語は、既に韓国動員1,000万人突破、フランス動員170
万人突破、全米でもすでに昨年の外国映画興行収入第1位、歴代ランキングでも7位になるなど、各 国で動員記録を塗り替える爆発的な盛り上がりをみせている。オスカー前哨戦といわれるトロントやニューヨークなど各国の映画祭で絶賛&受賞を重ね、第77回ゴールデン・グローブ賞外国語映画賞を筆頭に、すでに140の賞を獲得している。さらに、先日行われたアカデミー賞®ノミネーション発表にて、作品賞、監督賞をはじめとする6部門に堂々ノミネート。
米国が製作に入っていない純粋なアジア映画が作品賞にノミネーションされるのは史上初となり、 韓国映画が本賞にノミネートされるのも史上初と、映画史を変える偉業に王手をかけた。

画像1: c 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED

c 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED

日本でも1月10日から全国公開となった『パラサイト 半地下の家族』は、先行公開時から大 きな話題を呼び、全国的に満席が続出する爆発的大ヒットスタートとなり、SNS上でも「震えるほどすばらしい映画!」「見終えてすぐに立ち上がれなかった!」「こんな映画体験今までにした事がない」「全力で周りに勧めたくなる最高の映画」と絶賛の声が溢れている。

ポン・ジュノ監督からも信頼の厚い、最高峰のスタッフが結集!
撮影監督とプロダクション・デザイナーが傑作の裏側を語る!

しがない内職で日々を繋ぐ貧しいキム一家。彼らは、窓を開ければ目の前に地面、日の光もほとんど入らず、水圧が低いために家の一番高い位置にトイレが鎮座する“半地下”の家での生活から抜け出せずにいる。そんな生活は、豪邸に住む裕福なパク社長一家との出会いで、果たしてどのように変化していくのか——。

今回、傑作の製作に結集した最高峰のスタッフを紹介。
撮影監督ホン・ギョンピョとプロダクション・デザイナーのイ・ ハジュンのインタビュー映像やコメントを交え、世界中を熱狂させる本作誕生の裏側に迫る!

製作には、監督からの信頼も厚いスタッフの存在が欠かせない。撮影監督を務めたホン・ギョンピョは、ウォン・カーウァイ作品の撮影監督として知られるクリストファー・ドイルの元で経験を積んだのち、1998年に撮影監督デビュー。現在韓国映画界を代表するシネマトグラファーとして幅広く知られ、ナ・ホンジン監督『哭声/コクソン』(17)やイ・チャンドン監督『バーニング 劇場版』(18)など、日本でも人気のある作品を多く手がけている。ポン・ジュノ監督とは『母なる証明』(09)、『スノー ピアサー』(14)に続く3度目のタッグとなる。
プロダクション・デザイナーのイ・ハジュンは、大ヒット強盗映画『10人の泥棒たち』やジョニー・トー監督『ドラッグ・ウォー独戦』、カンヌのコンペティション出品作イム・サンス監督『ハウスメイド』など話題作を多く手掛けるベテランだ。ポン・ジュノ作品では「オクジャ/Okja」に続く2度目のタッグ。本作でアカデミー賞美術賞にノミネートされるという快挙を成し遂げている。どちらも新たな傑作を生みだすべく結集した。

“半地下”も“豪邸”もまさかのセット!!
蝿まで飛ばすこだわり!
撮影、美術の秘密!

物語は、日の当たらない“半地下”と、高台にある“豪邸”を中心に、豪華キャストのアンサンブルで展開していく。名役者たちの表情を引き出した撮影について、そしてセットのこだわりについて撮影監督ホン・ギョンピ ョとプロダクション・デザイナーのイ・ハジュンがコメントした。

撮影についてギョンピョは「本作は一人の登場人物についての話ではないので、全ての役者の間で本当のエネルギーが生み出され、私たちはたくさん笑いました」と、 撮影は活気のあるものだったと振り返る。「セリフの多い人物中心の映画なので、レンズは執拗に役者の顔を映しているのですが、彼らの新たな一面を見ることができたのは非常に楽しい経験でした。特に、ソン・ガンホは膨大な数 の映画に出演してきていますが、この映画で彼が見せた顔はまた新しいものでした」と、名優ソン・ガンホがさらに新しい表情を見せたことに驚いたと語った。

そして驚くべきことに“半地下”や“豪邸”など撮影に使われた多くが、セットで創られている。
ハジュンは「最初に私たちが思いついたコンセプトは、高い場所にあるパク家の邸宅と、 低い場所に広がる半地下アパートのギテクの家族の家のコントラストでした」と、キム一家とパク一家の格差を立地で表現したとこだわりを明かす。

画像2: c 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED

c 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED

画像3: c 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED

c 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED

画像4: c 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED

c 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED

画像5: c 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED

c 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED

さらに「空間にリアリティを求めました。多くの時間を費やして、ソウルの再開発が予定されている古い町並みや、歴史ある集合住宅を歩き回りました。パク家の邸宅は映画の中では有名な建築家によって設計されたものという設定だったので、モダンだけれどエレガントなオープンセットを建て、家 具や小物など内装にもこだわりました」と、物語の設定に沿ったよりリアリティなセットを創ることができたと自信をのぞかせた。さらに、街の細部まで精密なコンテを描いて形作った半地下住宅街についてインタビュー映像で、「ハエや蚊も実際に飛ばしました。地下特有のカビ臭さを出そうと意識した」と映像では映らない「匂い」や雰囲気への強いこだわりをもって挑んでいたことが分かった。

画像6: c 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED

c 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED

画像7: c 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED

c 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED

画像8: c 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED

c 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED

交わることのない2つの家族の出会いで猛烈に加速していく ストーリー展開の面白さもさることながら、さまざまなこだわりが隠れた撮影法やセットにもぜひ注目してほしい。

『パラサイト 半地下の家族』傑作誕生の究極のこだわりを語る特別映像

画像: 映画史を変えるポン・ジュノ監督『パラサイト 半地下の家族』の最高峰スタッフが、傑作誕生の究極のこだわりを語る特別映像 youtu.be

映画史を変えるポン・ジュノ監督『パラサイト 半地下の家族』の最高峰スタッフが、傑作誕生の究極のこだわりを語る特別映像

youtu.be

『パラサイト 半地下の家族』30秒予告

画像: カンヌパルムドールに輝くポン・ジュノ監督『パラサイト 半地下の家族』30秒予告 youtu.be

カンヌパルムドールに輝くポン・ジュノ監督『パラサイト 半地下の家族』30秒予告

youtu.be

出演: ソン・ガンホ、イ・ソンギュン、チョ・ヨジョン、チェ・ウシク、パク・ソダム、イ・ジョンウン、チャン・ヘジン
監督:ポン・ジュノ(『殺人の追憶』『グエムル -漢江の怪物-』)
撮影:ホン・ギョンピョ 音楽:チョン・ジェイル
提供:バップ、ビターズ・エンド、テレビ東京、巖本金属、クオラス、朝日新聞社、Filmarks
配給:ビターズ・エンド
c 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED
2019 年/韓国/132 分/PG-12/2.35:1/ 英題:PARASITE/原題:GISAENGCHUNG

全国大ヒット上映中!

This article is a sponsored article by
''.