“モダン・ゾンビの祖”ジョージ・A・ロメロ監督が手掛け、ホラー映画の金字塔と称される『ゾンビ』の幻の日本初公開版を復元した『ゾンビ-日本 初公開復元版-』が、11 月 29 日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開することが決定となりました。

今年 2019 年は、“モダン・ゾンビの祖”として「ゾンビ映画」を世界的人気ジャンルに押し上げ、さ らにその後の映画界、ひいてはドラマ・ゲーム・漫画といったエンタメ界においても絶大な影響を与えたジョージ・A・ロメロ監督の『ゾンビ』日本初公開から 40 周年という節目の年**。
このメモリアルイヤーを祝うべく、あるクラウドファンディングのプロジェクトが 6 月に始動しました。それは長らく鑑賞が難しいと言われ、ファンの間では“幻のバージョン”と噂されていた『ゾンビ』日本初公開版を復元し、 再び劇場公開させるために応援サポーターを募るもの。**日本初公開版とは、本作の非英語圏の配給権を得たダリオ・アルジェントが監修を務めたバージョンに、当時の日本の配給会社が“ゾンビ”発生の説明を加え、1979 年時に過激とみなされた描写に独自の編集を施した日本だけのバージョン。
プロジェクトは開始からわずか14日で当初の目標金額である500万円を達成し、既報のとおり全国劇場公開が決定、また特別上映イベントへ本作の主演俳優の来日も予定されています。
さらに、その後もサポーターたちの熱が冷めることはなく、ストレッチゴール金額にも瞬く間に到達、最終的には739名のサポーターが集まり、達成率は211%を記録、総額10,588,000円という驚異的な金額が集まる結果となりました。

プロジェクトに寄せられたコメントに は、「初めてのゾンビ体験から40年 このヴァージョンで観れるのを待っていました」 (原文ママ)といった声が寄せられ、このバージョ ンが当時の観客たちにどれだけのインパクトを与え、「ゾンビ映画」の原体験として記憶されてきたかが明らかとなりました。そして本作 の日本初公開復元版の劇場公開を記念して、長年「ゾンビ」映画の研究をされてきた映画評論家の江戸木純さんからもコメントが到着。
「我々はそのとき初めて“ゾンビ”を目撃した。それは惑星の爆発と共に始まり、エンディングは唐突にブチ切れた。日本人にとって、このバージョンを見なければ、本当に『ゾンビ』を見たことにはならない。あれから40年、我々は再び、奇跡を目撃する。」

画像: (c)1978 THE MKR GROUP INC. All Rights Reserved.

(c)1978 THE MKR GROUP INC. All Rights Reserved.

また今回解禁されたビジュアルは、初公開時にも使用されていた、エレベーターに襲い来るゾンビたちの写真が超ドアップに配置され、その背後には初公開版だけにある冒頭の惑星爆発の光が垣間見えるインパクト大なものになっています。

<STORY>
惑星から降り注いだ光線によって地球上の死者が“ゾンビ”として復活。その群れは生者に襲いかかり、噛みつかれた者もまたゾンビへと変貌する。生ける屍たちは瞬く間に世界を覆いつくした。テレビ局員のフラン、彼女の恋人スティーヴン、そして SWAT 隊員のロジャーとピーターはヘリコプターで脱出し、郊外の巨大ショッピングモールにたどり着く。彼ら はモール内のゾンビを排除し、何不自由の無い楽園を手に入れた。だが彼らの前に物資を狙う暴走族の一団が現れ、扉をこじ開け乱入してきた。ゾンビ、暴走族、フランたちの三つ 巴の殺戮戦がはじまり、血しぶきが壁を染め、肉塊が床を埋めつくす。夜明けとともに生き残るのは果たして......。

監督・脚本:ジョージ・A・ロメロ
製作:クラウディオ・アルジェント、アルフレッド・クオモ、リチャード・P・ルビンスタイン
撮影:マイケル・ゴーニック/特殊メイク:トム・サヴィーニ 音楽:ゴブリン、ダリオ・アルジェント
キャスト:デヴィッド・エムゲ、ケン・フォリー、スコット・H・ライニガー、ゲイラン・ロス、トム・サヴィーニ
原題:Dawn of the Dead/2019 年(オリジナル版:1978 年)/アメリカ=イタリア合作映画/115 分/カラー/英語/ビスタサイズ/5.1ch サラウンド

企画・提供:フィールドワークス、スティングレイ
配給:ザジフィルムズ
(C) 1978 THE MKR GROUP INC. All Rights Reserved.

11/29(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開!

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