X-MENの新たなる戦いを描く待望のシリーズ最新作
『X-MEN:ダーク・フェニックス』

 『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』以来シリーズ全作品のプロデューサーを務めたサイモン・キンバーグが子供の頃から親しみ、初監督作『X-MEN:ダーク・フェニックス』の題材として選んだコミック「ダーク・フェニックス・サーガ」。シリーズ中ではもちろん「アベンジャーズvs.X-MEN」など、その後のアメコミ界隆盛の礎となった伝説的作品。今回、コミック原作者のクリス・クレアモントとルイーズ・サイモンソンが、昨年逝去したマーベルコミックの“顔”スタン・リーと映画誕生秘話を語る特別映像が到着した。

 主人公ジーン・グレイが“恵まれし子らの学園”に足を踏み入れるシーンから始まる映像は、本編と原作コミックの各シーンが交互に映し出されていく。クリス・クレアモントはコミック原作を執筆するほか、フェニックスやウルヴァリンなどX-MENの多くのキャラクターを制作した。「X-MENの物語を書く時、いつも目的を決めていた。『ダーク・フェニックス』ではまず、ジーンが自分の巨大な力に葛藤する」と、ジーンが〈ダーク・フェニックス〉へと突如覚醒し、仲間であるX-MENとの間で苦悩する姿を描いたと切り出す。さらに原作執筆、編集を務めたルイーズ・サイモンソンに「僕がスタン・リーに学んだ事は、『行動は結果を伴う』」と、スタン・リーについて語る場面も映し出される。

画像: ©2019 Twentieth Century Fox Film Corporation

©2019 Twentieth Century Fox Film Corporation  

原作「ダーク・フェニックス・サーガ」ついてクレアモントは「常に目指したのは、彼女の能力を見せつけ最後に世界を救わせる。彼女をチームの中心に据えて、スコット(サイクロップス)にも重要な役割を」と、ジーンの恋人サイクロップスの葛藤を中心に物語が展開する。サイモンソンも「彼は人物を中心に描く。私も同じだから、気が合うの」と同意を示す。さらにクレアモントは「一番大切なのは、キャラクターを創る事。彼らがどれだけリアルか、読み手がどれだけ感情移入できるかが重要だ」と、特殊能力を持つミュータントが題材の一見共感性のない物語が、キャラクターによって共感できるドラマになるのだと語る。

クレアモントは、「学生の時マーベルに入った。(漫画家)アル・ジャフィーと知人で、彼に『コミックは好きか』と聞かれた。すぐに電話がかかってきた。『スタン・リーだ』」突然かの有名なスタン・リーからの直電に驚いたと当時を振り返る。続けてスタンから「『マーベルで働くか?』と聞かれ『はい』と答えた」二つ返事の快諾だったと述懐。そしてスタン独自の “締切厳守”“良い物を書く”“俺の邪魔をするな”という 3つのルールがあったことを告白。
その「2つ守れば十分」だったとも明かしている。

制御不能な強大な〈ダーク・フェニックス〉の力を前に葛藤するジーンは、「苦しい状況に追い込まれてしまう。彼女は自分が唯一できる、償いの方法を選択する」と、自身の意思と反して仲間を傷つけてしまう彼女の下した“決断“を見届けてほしいと語る。サイモンソンは「スタンがジーンを好きなのは、試練の中で彼女が強く成長するから」だと、ジーンがお気に入りだったと語る。「『ダーク・フェニックス』は、誰の心にもある闇の部分だ。だからこそ楽しめる」と、X-MENの誰もが持つダークサイドが生み出すエモーショナルなドラマは、胸アツな体験になるとクレアモントが締めくくっている。

伝説のコミック“ダーク・フェニックス・サーガ”原作者が語る
スタン・リーと映画誕生秘話特別映像

画像: 映画『X-MEN: ダーク・フェニックス』伝説のコミック“ダーク・フェニックス・サーガ”原作者が語るスタン・リーと映画誕生秘話 youtu.be

映画『X-MEN: ダーク・フェニックス』伝説のコミック“ダーク・フェニックス・サーガ”原作者が語るスタン・リーと映画誕生秘話

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ハッシュタグ:#ダークフェニックス #最後のXメン

キャスト:ソフィー・ターナー ジェームズ・マカヴォイ マイケル・ファスベンダー ジェニファー・ローレンス ジェシカ・チャステイン

監督:サイモン・キンバーグ
配給:20世紀フォックス映画
©2019 Twentieth Century Fox Film Corporation

6月21日(金)全国ロードショー!  

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