9月28日から10月14日まで開催される第56回ニューヨーク映画祭のメインスレート作品のラインナップが発表されました。22カ国からの30の作品となっています。

以前に発表されたように、NYFF56はヨルゴス・ランティモス監督の『The Favourite(原題)』のオープニング作品を皮切りに、アルフォンソ・キュアロン監督の『ROMA』がセンターピース、そしてクロージングはジュリアン・シュナーベル監督のファン・ゴッホを描く『At Eternity’s Gate』となっています。

メインスレートでラインナップされた作品は、30本。
その中で今回目立つのがアジア監督人の活躍です。日本の是枝裕和、濱口竜介監督の2本のほか、カンヌでも話題になったジャ・ジャンクー監督『Ash Is Purest White』とイ・チャンドン監督『Burning(バーニング)』。若手では同じくカンヌ「ある視点」部門で発表されたビー・ガン監督の『Long Day’s Journey Into Night』に同じく中国からはイン・リャン(応亮)監督『A Family Tour』。
そして、今やアートハウス系の映画祭では間違いなくラインナップされるホン・サンス監督はなんと『Grass』と『Hotel by the River』と2本の新作を発表いたします。

西アジアのイランのジャファール・パナヒ監督を加えると全体では9本がアジアの監督ということになっており、メインスレートでこれだけアジア監督が選出されることは、今までのニューヨーク映画祭でもなかったのでは--

画像: mobile.twitter.com
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オープニング作品『The Favourite(原題)』
ヨルゴス・ランティモス監督

画像: (C)2018 Twentieth Century Fox

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センターピース『ROMA』
アルフォンソ・キュアロン監督

画像: ROMA Official Trailer TEASER (2018) Alfonso Cuarón, Netflix Movie HD youtu.be

ROMA Official Trailer TEASER (2018) Alfonso Cuarón, Netflix Movie HD

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クロージング作品『At Eternity’s Gate』
ジュリアン・シュナーベル監督

以下ラインナップ

『Three Faces』ジャファール・パナヒ監督

『寝ても覚めても』濱口竜介監督

『Ash Is Purest White』賈樟柯(ジャ・ジャンクー監督)

『THE BALLAD OF BUSTER SCRUGGS』ジョエル・コーエン&イーサン・コーエン監督

『Burning(バーニング)』イ・チャンドン監督

『Cold War』パヴェウ・パヴリコフスキ監督

『A Faithful Man/L’Homme fidèle』ルイ・ガレル監督

『A Family Tour』イン・リャン(応亮)監督

『La Flor』Mariano Llinás監督

『Grass』ホン・サンス監督

『Lazzaro Felice』アリーチェ・ロルヴァケル監督

『Her Smell』アレックス・ロス・ペリー監督

『High Life』クレール・ドゥニ監督

『Hotel by the River』ホン・サンス監督

『If Beale Street Could Talk』バリー・ジェンキンス監督

『The Image Book/Le Livre d’image』ジャン=リュック・ゴダール監督

『In My Room』ウルリッヒ・ケーラー監督

『Long Day’s Journey Into Night』ビー・ガン監督

『Monrovia, Indiana』フレデリック・ワイズマン監督

『Non-Fiction/Doubles vies』オリヴィエ・アサイヤス監督

『Private Life』タマラ・ジェンキンス監督

『RAY&LIZ』リチャード・ビリンガム監督

『万引き家族 (Shoplifters)』是枝裕和監督

『Sorry Angel』クリストフ・オノレ監督

『Too Late to Die Young』ドミンガ・ソトマイヨール監督

『Transit』クリスティアン・ペツォールト監督

『Wildlife』ポール・ダノ監督

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