アカデミー賞に 3 度ノミネートされた確かな演技力の持ち主であり、ポール・トーマス・アンダーソン、スパイク・ジョーンズ、ウディ・アレンらとのタッグで類い希な個性を発揮してきたホアキン・フェニックス。
1999 年に『ボクと空と麦畑』で鮮烈なデビューを飾り、恋人の死に接した若き女性の彷徨を描いた青春映画『モーヴァン』、美しき母子の歪んだ関係性 に迫った心理サスペンス『少年は残酷な弓を射る』でセンセーションを巻き起こしてきたリン・ラムジー監督。
この米英の傑出した才能のコラボレーションが実現した映画『ビューティフル・デイ』が絶賛公開中です!
この度、本作で第70回カンヌ国際映画祭男優賞を受賞したホアキン・フェニックスが、少年時代に癒しようのないトラ ウマを負った元軍人で殺しも厭わない冷徹な人捜しのプロという異色の主人公・ジョーというキャラクターをどうやって 作り上げ、どのように演じたのかについて明かすインタビュー映像が解禁されました。
「彼は殺し屋ではなく、彼の仕事は少女たちを救い出すこと。お金のためでもないし、仕事が楽しいからでもない。過去のトラウマに縛られそれに左右されているからだ」とホアキンが語る、心の壊れたアウトサイダーであるジョーというキャラクターを作り出すために、監督はもちろん母親役であるジュディス・ロバーツとも話し合いを重ね、彼らの滑稽で哀れな関係を見事に演じきった経緯を明かしています。
カンヌで男優賞を受賞したホワキン・フェニックスインタビュー
『ビューティフル・デイ』
〈 STORY 〉
孤独な男と全てを失った少女。その日、壊れた2つの心が動きだす―
元軍人のジョーは行方不明の捜索を請け負うスペシャリスト。ある時、彼の元に舞い込んできた依頼はいつもと何かが違っていた。依頼 主は州上院議員。愛用のハンマーを使い、ある組織に囚われた議員の娘・ニーナを救い出すが、彼女はあらゆる感情が欠落しているか のように無反応なままだ。そして二人はニュースで、依頼主である父親が飛び降り自殺したことを知る―
出演:ホアキン・フェニックス(『her/世界でひとつの彼女』)
ジュディス・ロバーツ、エカテリーナ・サムソノフ、ジョン・ドーマン、
アレックス・マネット、アレッサンドロ・ニヴォラ(『ココ・アヴァン・シャネル』)
監督・脚本リン・ラムジー(『少年は残酷な弓を射る』『モーヴァン』)
音楽:ジョニー・グリーンウッド(レディオヘッド)
原作:ジョナサン・エイムズ「You Were Never Really Here」
2017年/イギリス/英語/カラー/シネマスコープ/DCP5.1ch/90分 【PG-12】
提供:クロックワークス、アスミック・エース 配給:クロックワークス
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