岡崎京子原作の伝説のコミックを原作に、行定勲監督が手掛け、欲望と焦燥の中で生きる若者たちの姿を鮮烈に描いた『リバーズ・エッジ』。
本年度のベルリン国際映画祭でのパノラマ部門のオープニング作品として出品されていたが、この度、国際批評家連盟賞を受賞することが決定し、現地時間23日18時より授賞式が行われた。

画像: 行定勲監督、二度目の国際批評家連盟賞!!『リバーズ・エッジ』ベルリン国際映画祭!二階堂ふみ、吉沢亮も感激のコメント!

国際批評家連盟賞は、コンペ、パノラマ、フォーラムの各部門から、それぞれ優れた1作品に贈られる賞で、本作はパノラマ部門48作品の中から選出された。

邦画がパノラマ部門で同賞を受賞するのは、実は2010年の行定勲監督の『パレード』以来。
ベルリンでの上映後、観客からは「役者の感情表現が信じられないぐらい奥深かった」(男性)、「登場人物たちは少年少女でありながら、とても大人びていることに衝撃を覚えた」(女性)などの感想が上がっていた。

過去のベルリン国際映画祭での国際批評家連盟賞は、黒澤明監督の『隠し砦の三悪人』をはじめ、市川準監督、大林宣彦監督、相米慎二監督、SABU 監督、園子温監督ら日本を代表する監督たちが受賞してきた。

由緒ある賞の二度目の受賞という快挙に、行定監督からは
「まさかの受賞を心から嬉しく思います。私にとっては冒険ともいえる試みを評価してくれたベルリンにまた、背中を押された気持ちです。そして、岡崎京子さんの描いた世界とその凄さが世界に認められたことを誇りに思います。」と喜びのコメントが届いた。

また、映画祭オープニングのレッドカーペットを飾ったメインキャストの2人からも感激のコメントが届いている。

二階堂ふみコメント
「夢のようです!行定監督、スタッフの方々、そして岡崎先生、小沢健二さま。
本当に本当にダンケシェンです!」
吉沢亮コメント
とても光栄です。僕にとって山田という役はとても挑戦的で、この作品で学べたことはこれからの役者人生において、とても大きな力になる気がしています。
リバーズ・エッジがこんなに素敵な賞を頂けたこと、リバーズ・エッジに出会えたことを誇りに思います。みんな見てね!

『リバーズ・エッジ』本予告

画像: 岡崎京子原作・行定勲監督『リバーズ・エッジ』本予告 - YouTube youtu.be

岡崎京子原作・行定勲監督『リバーズ・エッジ』本予告 - YouTube

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出演:二階堂ふみ 吉沢亮 上杉柊平 SUMIRE 土居志央梨 森川葵
監督:行定勲
脚本:瀬戸山 美咲
原作:岡崎京子「リバーズ・エッジ」(宝島社)
主題歌:『アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)』 小沢健二(ユニバーサル ミュージック)/作詞・作曲:小沢健二
© 2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社

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