8 月 19 日より新宿武蔵野館ほか全国順次公開となります映画『草原に黄色い花を見つける』。監督のヴィクター・ヴー監督の特別映像を解禁いたします。

(C)2015ギャラクシーメディア&エンターテインメント。全著作権所有。

本作は、1980 年代後半、ベトナム中南部の貧しい村に生きる、兄弟と幼馴染みの少女との淡い初恋物語。ベトナムの人気作家グエ ン・ニャット・アインのベストセラー小説の映画化。緑豊かなフーイエン省の自然を背景に、初恋の悩みや嫉妬、別れの痛み、そして少年から大人になる瞬間を詩情あふれる映像で表現。本作では、“家族”というものの大切さを伝えたかったと語っている。

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ヴィクター監督は、『自分が心から伝えたかったのは、家族についてです。登場人物たちは家族ととても困難な時を過ごすけれど もとても結束している。どこへ行こうが、どんな結末を迎えようが、いつでも帰れる家がある。“家”それが家族。子供たちは家 族の中で感謝することを学び、愛を知り、ありがたさを実感するんです』と語る。

80 年代後半のベトナム社会の在り方が丁寧に描かれている本作では、父親は厳しいが大黒柱として頼もしく、母親は大きな愛で子供たちを包み込む。
また、隣人たちとの関係も非常に濃密で、そんなコミュニティの中で子供たちはのびやかに育っていく。その 姿はかつての、そして今現代日本では失われつつあるコミュニティを彷彿とさせる。

また、子役の演出について『この子たちと映画を作れたのはラッキーそのもの。行儀がいいだけでなく、子役として感受性が豊か』 とティン・ヴィン、チョン・カン、タイン・ミーに賛辞を送っている。
本作のヒットで、この 3 人の子役たちはベトナム映画界のみならず CM や TV に引っ張りだこのスターとして忙しい毎日を送っているそうだ。
最後に、ヴィクター監督は『日本で公開されることをとても光栄に思っています。かつての自分と重ね合わせてみてもらえると嬉しいです』と日本の観客にメッセージを送っている。

【ヴィクター・ヴー監督プロフィール】
1975 年アメリカ・南カリフォルニア州生まれ。ロサンゼルス、ロヨラ・メリーマウント大学で映画制作の学位を取得し、ハリウッ ドで技術者として映画制作に関わる。09 年からは両親の故郷・ベトナムへ拠点を移し、短編映画制作を経て本作を監督。本作がベトナムで社会現象を巻き起こすヒットなり、ベトナム国内最高賞である金の蓮賞を 2 年連続受賞。
人間ドラマからホラー、アクションまで幅広い作品を手掛けるベトナムのNo1 ヒット監督。その活躍はアジアのみならず世界から注目を集めている。

画像: 『草原に黄色い花を見つける』ヴィクター・ヴー監督の特別インタビュー映像 youtu.be

『草原に黄色い花を見つける』ヴィクター・ヴー監督の特別インタビュー映像

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【物語】 ティエウとトゥオンは、いつも一緒に遊んでいる仲の良い兄弟。思春期を迎える12才の兄・ティエウは、幼なじみの少女・ ムーンのことが気になっているが、うまく想いを伝えることができない。そんなある日、ムーンが家の不幸からしばらく兄弟の家 に身を寄せることになる。一緒に過ごす時間にティエウの恋心は募るばかり。しかしトゥオンとばかり遊ぶムーンを見て、嫉妬し たティエウは、遂に取返しのつかないことをしてしまって――。

監督:ヴィクター・ヴー
脚本:ヴェエト・リン、ヴィクター・ヴー、ドアン・ニャット・ナム
出演:ティン・ヴィン、チョン・カン、タイン・ミー、マイ・テー・ヒエップ
原題:Toi thay hoa vang tren co xanh 2015/ベトナム/カラー/103分
配給:アルゴ・ピクチャーズ
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2017 年 8 月 19 日より新宿武蔵野館他、全国順次公開

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