本年度のカンヌ国際映画祭で上映される【カンヌ・クラシック部門】。
上映作品が確定しました。

画像: 2017 Cannes Classics © FDC www.festival-cannes.com

2017 Cannes Classics © FDC

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過去のカンヌでの受賞作などを中心に、歴史的な作品を2Kか4Kなどで復元した作品やオリジナル・プリントで上映される予定ですが、ミケランジェロ・アントニオーニ監督の『欲望』やボブ・フォッシー監督の『オール・ザット・ジャズ』などと並んで、日本の映画からは大島渚監督の『愛のコリーダ』と1983年のカンヌ国際映画祭にてパルム・ドールを受賞した今村昌平監督の『楢山節考』の2作品が選ばれました。

画像: 『愛のコリーダ』 www.filmfestival.be

『愛のコリーダ』

www.filmfestival.be

また、『愛のコリーダ』は新たに4Kで復元されたことから、フランスの劇場で公開が予定されているとのことです。

今年は、カンヌではこの『愛のコリーダ』で主演した藤竜也さんも河瀬直美監督の『光』にも出演していますので渡仏することになっています。
この作品の上映も合わせて、藤さん再び多くの注目を浴びそうですね〜。

カンヌ・クラシック部門 上映作品 長編は15作品

(製作年代順)

 『鉄路の闘い』(1946/仏) 監督:ルネ・クレマン
 『恐怖の報酬』(1952/仏・伊) 監督:アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
 『Merry-Go-Round』(1955/ハンガリー) 監督:ゾルタン・ファブリ(Zoltan Fabri)
 『lIa Ayn?』(1957/レバノン) 監督:Georges Nasser
 『ジプシーの唄をきいた』(1967/ユーゴスラビア)監督:アレクサンドル・ペトロヴィッチ(
 『欲望』“Blow-up”(1966/英・伊) 監督:ミケランジェロ・アントニオーニ
 『Siege』(1969/イスラエル) 監督:Gilberto Tofano
 『Oh, Sun』(1970/仏・モーリタニア) 監督:メド・オンド(Med Hondo)
 『Babatu, Les Trois Conseils』(1976/ナイジェリア・仏) 監督:ジャン・ルーシュ
 『愛のコリーダ』(1976/日・仏) 監督:大島渚
 『オール・ザット・ジャズ』(1979/米) 監督:ボブ・フォッシー
 『鉄の男』(1981/ポーランド) 監督:アンジェイ・ワイダ
 『路』(1982/トルコ・スイス) 監督:ユマルズ・ギュネイ
 『楢山節考』(1983/日) 監督:今村昌平
 『マルメロの陽光』(1992/西) 監督:ヴィクトル・エリセ

そのほかのイベント、修復での上映予定作品としては

ジャック・ロジエ監督『パパラッツィ』(1963)ルイス・ブニュエル監督『昼顔』(1967)ロバート・レッドフォード監督『リバー・ランズ・スルー・イット』(1992)なども上映されるという。

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