1958年、異人種間の結婚は違法だった時代に結ばれたラビング夫妻。
実話から生まれたアメリカ史上最も純粋なラブストーリー『ラビング 愛という名前のふたり』(原題:LOVING)が、3月3日(金)TOHOシネマズ シャンテ他全国順次公開致します。

ある夜、突然逮捕されたラビング夫妻。
その罪の名は、“結婚”──今からわずか60年前のこと、アメリカのいくつもの州で異人種間の結婚が禁じられていた。
だが、活動家でもなく、ごく普通の労働者階級のラビング夫妻の訴えによって、1967年に遂に法律が変わる。この驚くべき実話に深い感銘を受けたのが、『英国王のスピーチ』でアカデミー賞(R)に輝いた名優コリン・ファース。彼がプロデューサーに名乗り出て、映画化が実現した。

いったい、ラビング夫妻はどうやって国を動かしたのか?
きっかけは、妻のミルドレッドが、ケネディ大統領の弟であるロバート・ケネディ司法長官に書いた1通の手紙。
愛する夫のリチャードと生まれ故郷で夫婦として暮らしたいと願ったのだ。
気鋭の監督が丁寧に慈しむようにスクリーンに焼きつけたのは、実在の夫妻の慎ましくも美しい人生。
主演の二人の一点の曇りもない演技が、観る者すべての心を揺さぶる。
二人は自分たちの“LOVING(ルビ:ラビング)”という名前の通り、ただひたすらに愛を貫いた。
歴史までもを変えた、史上最も純粋な愛を描いた感動作が誕生した。

この度、ラビング夫妻の当時の写真、それを忠実に再現した場面写真をご提供致します。

家でくつろぐラビング夫妻(上)と映画場面写真(下)

画像: 家でくつろぐラビング夫妻(上)と映画場面写真(下)
画像1: (C)2016 Big Beach, LLC. All Rights Reserved.

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<ジェフ・ニコルズ(監督・脚本)コメント>

これは僕が考えたものではなく、ラビング夫妻に本当に起こった物語なんだ。
重要な事をしたのは彼らの方で、僕はただそれを守りたいと思っているんだ。
彼ら二人の視点から物語を伝えようと決めたのは、ドキュメンタリーを見た瞬間だね。本当に魅力的なカップルに見えた。
彼らは、ささやかに暮らしていた。夫であるリチャードは、毎日レンガを積む仕事をしていた。公民権運動にも参加せず、ただ生きて、家族を作りたいと考えていたんだ。僕は、なぜかそれがとても重要で、誠実なことだと感じたんだ。

夫婦はカメラの前で本当にリラックスしている。カメラを前にすると、雰囲気が変わってしまう人を大勢見てきたけど、このドキュメンタリー映像ではそれがほとんど見られない。インタビューを受けている時、リチャードがカメラを意識して、ピリピリしてナーバスになるシーンもあるけど。
こういった一つひとつの情報をすべて吸収した。
こういう生活の特定の瞬間を切り取った情報がなければ、その時代において彼らが本質的にどういう人間だったかということの理解だけで終わってしまっていただろうからね。

下記は、映画場面写真(上)と当時のラビング夫妻写真(下)

画像2: (C)2016 Big Beach, LLC. All Rights Reserved.

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画像3: (C)2016 Big Beach, LLC. All Rights Reserved.

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<ストーリー>

ずっと、そばにいた。ずっとそばにいたい。

大工のリチャード・ラビングは、恋人のミルドレッドから妊娠したと告げられ、大喜びで結婚を申し込む。
時代は1958年、ここバージニア州では、異人種間の結婚は法律で禁止されていた。だが、子供の頃に出会って育んだ友情が、愛情へと変わっていったリチャードとミルドレッドにとって、別れるなどあり得ないことだった。
二人は法律で許されるワシントンDCで結婚し、地元に新居を構えて暮らし始めるが、夜中に突然現れた保安官に逮捕されてしまう。二人は、離婚か生まれ故郷を捨てるか、二つに一つの選択を迫られる──。

画像: 愛で歴史を変えた実話『ラビング 愛という名前のふたり』予告 youtu.be

愛で歴史を変えた実話『ラビング 愛という名前のふたり』予告

youtu.be

◆監督・脚本:ジェフ・ニコルズ(『テイク・シェルター』、『MUD マッド』)

◆出演:ジョエル・エドガートン(『ブラック・スキャンダル』)、ルース・ネッガ(『プルートで朝食を』)

配給:ギャガ
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3月3日(金)TOHOシネマズ シャンテ他 全国順次公開

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