サンダンス映画祭2015で 「観客賞」を受賞した、ノンフィクションの決定版!
ヒマラヤ・メルー峰シャークスフィンに挑んだ男たちの、
壮大かつ瞑想的な登頂記録『MERU/メルー』公開決定!

ナショナル・ジオグラフィックの山岳カメラマンであり、トップ・クライマーのジミー・チンが、多くのクライマーを拒 絶してきた難攻不落の「世界一の壁」、ヒマラヤ・メルー峰シャークスフィン登頂を、壮大な映像スケールで伝えるドキュ メンタリー映画の日本公開が決定いたしました。

2015年のサンダンス映画祭にて観客賞を受賞するなど、その内容は単なる山岳ドキュメンタリー を超えたヒューマンドラマとして観るものの心を打ち、複雑なクライミングテクニックと超人的なメンタリティを必要とする、 世界最難ルートのひとつとされる頂上を目指す男たちの姿に圧倒される映像は、エンターテイメント・ノンフィクションの決定版と言えます。

画像: © 2015 Meru Films LLC All Rights Reserved.

© 2015 Meru Films LLC All Rights Reserved.

■INTRODUCTION
ビッグ・ウォール・クライミングの頂点とも言える、ヒマラヤ・メルー峰のシャークスフィン完登は、エリートクライマーたち にとって、最高の報酬とされている。北インドに横たわる聖なるガンジー川を見下ろす高度6,500mにそびえるこの山は、 ありえない障害壁が続き、多くのクライマーにとって悪夢の山であり、また一方でだからこそ挑戦せずにはいられないま さに世界一、難攻不落の壁なのだ。2008年10月、著名なアルピニスト、コンラッド・アンカー、ジミー・チン、レナン・オズ タークの3人がこのメルー峰ダイレクトルートに挑んだ。当初7日間を予定していたツアーは、結果的に倍以上の日数に 渡る大チャレンジとなった。
『MERU/メルー』は、大自然の圧倒的な脅威を目の当たりにした人間が、自身の内なる声に 耳を澄まし、打ち勝ち、不可能と言われる高さを精神、肉体ともに乗り越えていく、壮大なるライフ・オデッセイである。

■プロクライマーも大注目する貴重な登頂記録

本作の監督であり、プロデュースと出演、撮影までを 手がけたジミー・チンは、アートとアドベンチャーの両立を自身のキャリアで成功させている数少ないカメラマンであり、ドキュメンタリー映像作家です。
ナショナル・ジオグラフィックのカメラマンとして、クライミング の聖地であるヨセミテで撮影続ける一方で、世界のトップアスリートのブレイクスルーとなる挑戦の撮影も多く実現してきました。また、エベレスト山を頂上からスキーで滑降した数少ないスキーヤーの一人でもあります。
本作は、過酷なメルー峰登頂の行程が、たった2台の小さなカメラによって撮影された映像です。
難攻不落の壁に立ち向かうその詳細は、プロのクライマーが 注目する程、山岳記録としても非常に貴重な価値を持つものです。

■自分の中の「人間」と向き合わされる瞑想的ドキュメンタリー

コンラッド・アンカー、ジミー・チン、レナン・オズタークの3人のクライマーや、コンラッドの妻であるジェニファー・ロウ・ アンカーを通して描かれているのは、究極の環境で育まれた「人間関係」の下、生と死の狭間で迫られる「決断」に関する、スピリチュアルなメディテーション(瞑想)です。
多くのトップクライマーを拒絶し続けてきたメルー中央峰・シャークスフィンに挑む男たちの挑戦を追体験することで、誰もが自分の中の「人間」と向き合わざるを得なくなるこの作品は、自らの人生における「挑戦とは?」「情熱とは?」を正面から問いかけてくる、まさにメディテーション・ドキュメンタリーです。

公開は大晦日。単なる山岳映画ではない、圧巻のスケールと瞑想的なものがたり、極限の環境で研ぎ澄まされる男た ちの人生観が、新しい一年を迎える多くの人々のチャレンジスピリッツを奮い立たせてくれる事でしょう。

■プロフィール

◎ジミー・チン(監督、プロデュース、撮影)

ジミー・チンはアートとアドベンチャーの両立を自身のキャリアで成功させ ている数少ないカメラマンであり、ドキュメンタリー映像作家である。ノー ス・フェイス・アスリートチームのメンバーとしての活動は14年のベテランだ。 世界中のトップクライマーたちとの遠征をこなす一方で、世界のトップアス リートのブレイクスルーとなる挑戦の撮影も多く実現してきた。チベット、 チャン・タン高原のトラバース、カラコルム峰の初登頂、ヒマラヤの初の初 滑降などで一躍世界的に有名なカメラマンとなる。エベレスト山を頂上から スキーで滑降した数少ないスキーヤーの一人でもある。これまでナショナ ル・ジオグラフィックの表紙写真やコマーシャル映像などの撮影を数多くこ なし、ロウウェル・トーマス・ジャーナリズム賞を受賞している。
一方、The North Face、ピレリー、アップル、ナショナル・ジオグラフィック、 アウトサイド誌、ピープル誌、Men’s Journalなどのドキュメンタリー、TV、 CMを手がけている。ニューヨークとワイオミング州ジャクソンビルの両方を ベースとしている。

◎コンラッド・アンカー

コンラッド・アンカーは常に極限の自然造形を持つ壁にチャンレジする技術 を追求するクライマーである。彼が目指す山は、アラスカからバフィン島、 パタゴニア、南極まで及ぶ。1997年、アレックス・ロウ、ジョン・クラカワーと ともに南極大陸クイーン・モード・ランドにそびえ立つラッケク・ニーベンのフ リークライミングに挑み、この挑戦はナショナル・ジオグラフィック誌上で特 集され、映像化もされている。ノース・フェイスのアスリートチームのキャプ テンでもあるアンカーは、クライマーはみな、地に足をつけ、人間の仕業に よる気候の変化を精密に観察し、かつ敏感であるべきだと主張する。また モンタナ州立大学のリーダーシップ・インスティチュート、プロテクト・ア ワー・ウィンターズ、ボーズマン・アイス・タワー・ファウンデーション、アレッ クス・ロウ・チャリティ・ファウンデーションなどの役員も務めるなど故郷への 貢献も大きい。

◎レナン・オズターク(撮影)

レナンは遠征登山家でありフィルムメイカー、ランドスケープ・アーティスト。 最先端のクライミングで挑んだ初登頂や多くの山壁への挑戦、ヒマラヤか らビルマのジャングルまで多くのチャレンジがショートフィルムとして発表さ れている。オズタークは、軽量カメラを駆使し、エクストリームなロケーショ ンでの撮影にこだわる。遠征中に制作したビデオ作品「dispatches」は、 ほぼリアルタイムで世界中の観客に彼の登山を共有し、話題となった。 デジタル時代が到来し、多くの映画祭での受賞経験から、レナンのビジュ アル・ストーリーテリングはアウトドア界でもっともカッティング・エッジなスタ イルと評されている。

監督:ジミー・チン/エリザベス・C・バサヒリィ 製作:エリザベス・C・バサヒリィ/ジミー・チン/シャノン・アースリッジ
撮影:レナン・オズターク/ジミー・チン 編集:ボブ・アイゼンハート a.c.e 音楽:J・ラルフ 出演:コンラッド・アンカー/ジミー・チン/レナン・オズターク/ジョン・クラカワー/ジェニー・ロウ・アンカー/
ジェレミー・ジョーンズほか
配給:ピクチャーズデプト
© 2015 Meru Films LLC All Rights Reserved.
90分 / 16:9 / DCP / 5.1ch / 英語・日本語字幕 / カラー / アメリカ映画 / ドキュメンタリー

2016年12月31日(土)
新宿ピカデリー / 丸の内ピカデリー / 109シネマズ二子玉川ほか全国順次公開!

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