「離れ技」のダンスでも、「孤高の芸術」でもないダンス。
生きることをやんわり楽にするダンスって、どんなダンス?

ドキュメンタリー映画で大ロングランを記録した『こどもの時間』や『トントンギコギコ図工の時間』で、子どもたちの生命力や芸術性を描いて感動を呼んだ野中真理子監督。
前作から11年が経った今年、待望の第3作目がついに完成!新作のテーマは、美しい大人の女性の「ダンスのある暮らし」。

ダンサーの村田香織さんは、ショーディレクターの仕事をきっかけに、近年は水族館のショーと、水族館スタッフのトレーニングコーチを務めている。「新江ノ島水族館」のイルカショーの振付からはじまり、スカイツリーのふもとにある「すみだ水族館」のスタッフには、お客さまとのコミュニケーションを円滑にしよう、というレッスンを日々おこなう。
からだを動かすと、こころはどう動く?気持ちをあらわすにはどう動けばいい?動物好きでナイーブなスタッフがだんだん笑顔になってゆく時間。香織さんは週に一日、老いた母の介護にも通っている。日がな一日ベッドですごす母の、「できません」「だめです」の言葉をどう受けとめればいい?
母と話し、母に触れる。どうしたいのかを感じる。これも母と娘のデュエットダンス。
映画は、香織さんの日常生活を追いかけながら、私たちのこころとからだを自由にしてくれるダンスの秘密を探っていく。

撮影は多くのドキュメンタリー番組やTVドラマでギャラクシー賞を受賞している名カメラマンの夏海光造、音楽はNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で知られる大友良英、江藤直子が担当し、同じくNHK連続テレビ小説「まれ」で土屋太鳳演じるヒロインの少女期を演じて一躍注目を集めた、松本来夢がナレーションで参加。

ダンスとは感じること。どんなに大変でも、生きることを肯定すること。やわらかく背筋の伸びた香織さんの日常に、私たちのこころとからだをやわらかく自由にする、ダンスの秘密が見えてくるはずだ。

画像: ダンスの時間劇場予告9月17日h264 youtu.be

ダンスの時間劇場予告9月17日h264

youtu.be

監督・編集・プロデューサー:野中真理子

出演:村田香織 新江ノ島水族館のみなさん すみだ水族館のみなさん

音楽:大友良英 江藤直子 語り:松本来夢 撮影:夏海光造 音響:米山靖 題字:赤松陽構造  コピーライター:松家仁之  協力:いせフィルム

製作:野中真理子事務所 UMI PRODUCTION ヒポ・コミュニケーションズ

配給:野中真理子事務所  2015/日本/88分/16:9/HD
©2015 Nonaka Mariko Office

9月17日 シアター・イメージフォーラムにて公開!

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