江戸の人々を夢中にさせたファッション
江戸時代、歌舞伎は人々の最大の娯楽で、役者絵や美人画等の浮世絵は、贔屓の役者や評判娘を身近に眺めるブロマイドでした。 本展では、颯爽と姿を現し、忽然と姿を消した東洲斎写楽(生没年不詳)とそのライバルで、のちに浮世絵界で最大の流派となる歌川派を拡大した歌川豊国(1769-1825)を軸にした浮世絵を中心に140点を展示します。
浮世絵を通じて、江戸の人々を夢中にさせたファッションにスポットを当て、生き生きとした人物、流行のしぐさ、色鮮やかな着物、柄や模様などの繊細さをご覧いただき、その変遷をたどります。
江戸の賑わう空気を感じていただきながら、魅力的な装いをお楽しみください。

歌川広重 雪月花の内・月の夕べ

歌川豊国 両国花火之図(部分)
開催概要
展覧会名 : 写楽と豊国 ―江戸の美と装い―
開催期間 : 平成28年6月18日(土)~8月14日(日)
開催会場 : 神戸ファッション美術館
開館時間 : 午前10時00分~午後6時
※ 入館は閉館の30分前まで
休館日 : 毎週月曜日 7月19日(火)
※ ただし7月18日(月・祝)は、開館
入館料 : 一般500円 (400円) 小・中・高校生・65歳以上250円(200円)
*( ) 内は30名以上の団体料金
※ 上記料金で特別展示とベーシック展示の両方をご覧頂けます。
※ 「神戸ゆかりの美術館」、「小磯記念美術館」へは
当日入館券の半券提示により割引料金で入館できます。
※ 和装でご来館の方は入館無料(特典付 キモノでおでかけMAP)
※ 神戸市立博物館「俺たちの国芳 わたしたちの国貞」展 相互割引あります。
住 所 : 〒650-0032 兵庫県神戸市東灘区向洋町中2−9−1
お問合せ : 電話:078-858-0050 FAX: 078-858-0058
ホームページ: fashionmuseum.or.jp
主 催 : 神戸ファッション美術館、神戸新聞社
後 援 : サンテレビジョン、ラジオ関西
展示協力 : 大阪樟蔭女子大学
アクセス
<公共交通機関をご利用の場合>
= 電 車 =
阪神 魚崎駅/六甲ライナー魚崎駅~アイランドセンター駅(6分) 東出口下車 すぐ
JR 住吉駅/六甲ライナー住吉駅~アイランドセンター駅(8分) 東出口下車 すぐ
= バ ス =
三宮・新神戸から「日交バス(愛称:サブローバス)」と「みなと観光バス」の2社が共同運行しています。
三宮⇔神戸ベイシェラトンホテル(約18分) 新神戸⇔神戸ベイシェラトンホテル(約26分)
<車をご利用の場合>
阪神高速神戸線「摩耶」・「魚崎」ランプから約10分。
阪神高速湾岸線「六甲アイランド北」ランプから約2分。
三宮からハーバーハイウェイ経由約15分。
新幹線「新神戸駅」より約25分。
大阪空港より約40分、関西空港よりリムジンバスで約50分。
※お車の方は、美術館隣接のタイムズ神戸ファッションプラザ駐車場をご利用ください。(有料)
<神戸空港をご利用の場合>
ポートライナー神戸空港駅から三宮駅へ約18分。 三ノ宮からJR「住吉駅」または阪神「魚崎駅」へ。六甲ライナーに乗り換え「アイランドセンター駅」下車、南東へ徒歩すぐ。
イベント
<講演会>
「写楽のミステリーの時代」
◆ 日時:6月18日(土) 14:00-15:30(13:30開場)
◆ 講師:中右瑛さん(国際浮世絵学会常任理事)
◆ 会場:4F 第1セミナー室
◆ 定員:100名(先着順)
※参加無料/要申込
<ギャラリートーク>
◆日時:7月17日(日)、8月11日(木・祝) 14:00-(約30分)
◆解説:当館学芸員
※申込不要/要入館料