小津安二郎が、もともと、黒澤に比べ、海外で評価が低かったことは、ご存知でしょうか?
しかし、この数十年で海外でどんどん評価されていったように、海外(特にヨーロッパ)ではこのように、何度も批評の中に取り上げられていく事によって、世界で映画監督として再評価、また更なる再検証の機会によって芸術家(監督)としての価値を評価していくのでしょう。

海外映画批評サイトの"taste of cinema"で大島渚の作品ベスト15が発表されました。
大島は、日本のニューウェイブの映画の重鎮であり、古典としての重要。また、彼自身が、黒澤と小津が好きでなかった事にふれ、小林正樹監督と同質の作家性であるとも書かれています。

ここでは、日本のヌーベルヴァーグとして、評価されたこと---さらには、”彼は通常、ジャン・リュック・ゴダールと比較されています。多くの映画ファンは、オーシマが日本のゴダールであると言います。しかし、本当は、オーシマはゴダールよりはるかにより優れています。”
とまで、書かれています。

近年、ひろがる大島への再評価、ますます深く浸透して来ているようです。
それにしても見ていない作品も、多いのでみなければ---。
また、サイトでは一つ一つの作品すべてに、批評がなされています.

画像: http://www.tasteofcinema.com/2016/the-15-best-films-of-nagisa-oshima/

http://www.tasteofcinema.com/2016/the-15-best-films-of-nagisa-oshima/

1. 『愛のコリーダ』In the Realm of the Senses (1976)

2014-0052

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2.『儀式』 The Ceremony (1971)

画像: http://chim.hatenablog.com/entry/2014/03/08/002206

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3. 『絞死刑』Death By Hanging (1968)

Death by Hanging Trailer (with English subs)

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4.『愛の亡霊』 Empire of Passion (1978)

Empire of Passion (1978) US trailer

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5. 『無理心中 日本の夏』Double Suicide: Japanese Summer (1967)

無理心中 日本の夏(予告)

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6.『日本春歌考』 Sing a Song of Sex (1967)

SING A SONG OF SEX (NC16) by OSHIMA Nagisa - Japanese Film Festival Singapore 2010

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7. 『戦場のメリークリスマス』Merry Christmas, Mr. Lawrence (1983)

Merry Christmas Mr. Lawrence trailer

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8. 『白昼の通り魔』Violence At Noon (1966)

白昼の通り魔(予告)

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9. 『少年』Boy (1969)

Boy 少年 Nagisa Oshima 渚大島 -1969

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10. 『帰って来たヨッパライ』Three Resurrected Drunkards (1968)

帰って来たヨッパライ(予告)

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11.『悦楽』 Pleasures of the Flesh (1965)

The Pleasures of the Flesh (1965) Trailer

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12. 『日本の夜と霧』Night and Fog in Japan (1960)

日本の夜と霧(予告)

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13. 『新宿泥棒日記』Diary of a Shinjuku Thief (1969)

DIARY OF A SHINJUKU THIEF by OSHIMA Nagisa - Japanese Film Festival Singapore 2010

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14. 『青春残酷物語』Cruel Story of Youth (1960)

青春残酷物語(予告)

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15.『御法度』 Gohatto (1999)

御法度(予告)

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