ユーゴスラビア紛争を描いた1995年カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作品「アンダーグラウンド」 で一躍、世界中が注目した奇才エミール・クストリッツァ監督の作品を特集上映することになりました。日 本では1991年以来の公開となる「ジプシーのとき」(デジタル・リマスター版)をはじめ、ほか数作品を 上映予定。ジャズ、ラテン、スカ、ハードロック、そしてジプシーミュージック等を全て足したようなサウ ンド“ウンザ・ウンザ・ミュージック”も楽しめるクストリッツァ監督作品の数々をぜひこの機会にスクリ ーンで体感してください。
【特集上映・開催概要】
『ウンザ!ウンザ!クストリッツァ!』 ・期間:1月23日(土)~2月12日(金)
・会場:YEBISU GARDEN CINEMA
・上映作品:『ジプシーのとき』、『アンダーグラウンド』 他、全6作品上映
【エミール・クストリッツア (監督) Emil KUSTURICA (Director )】
1954年11月24日サラエボ生まれ。現在64歳。ロックに心酔し、見かねた両親は更生も兼ねて、プラ ハ映画・TV 芸術学校(FAMU)に入学させる。ここで才能を開花させ、3学年目に作った短篇「ゲルニカ」 がカルロヴィ=ヴァリ学生映画祭の一等を受賞。卒業後に帰国し、サラエボ TV で働いた。初の長編作品「ド リー・ベルを覚えている?」でヴェネチア映画祭に参加して絶賛され金獅子賞(新人監督賞)を受賞するや、 世界の映画祭に招かれて注目を集める。その後、俳優として TV 映画に出演したり、TV 劇映画なども演出し、 更にはギタリストとしてコンサートやレコーディングに参加。そして「パパは、出張中!」(85)でカンヌ 映画祭に初参加し、見事パルム・ドールを受賞。89 年には「ジプシーのとき」で再びカンヌに参加し監督賞 を受賞した。その後、「アリゾナ・ドリーム」(93)はベルリン映画祭銀熊賞を受賞。この最中に起きたボス ニア紛争によって地元の自宅が略奪され父も亡くしてしまうという不幸に見舞われる。そのこともあり「アン ダーグラウンド」が生まれ再びカンヌ映画祭に参加、2度目のパルム・ドールを受賞。その後98年には「黒 猫・白猫」でヴェネチア映画祭銀獅子賞を受賞。その後俳優として活動を続ける中、自身の大好きなバンド活 動、“エミール・クストリッツァ&ザ・ノー・スモーキング・オーケストラ”を結成して、99年より世界各 地をツアーし、2006年は東京でも公演した。2001年に発表した「SUPER8」はバンドのドキュメン タリー映画ともいえる。その後、「ライフ・イズ・ミラクル」(05)、「ウェディング・ベルを鳴らせ!」(0 7)、「マラドーナ」(08)を撮っている。
★『ウンザ!ウンザ!クストリッツァ!』 2組4名チケットプレゼント!!!
下記の必要事項、読者アンケートをご記入の上、『ウンザ!ウンザ!クストリッツァ!』チケットプレゼント係宛てに、メイルでご応募ください。
抽選の上、記名ご本人様のみ有効の、チケットをプレゼントいたします。
なお、記名のチケットは、非売品です。
転売業者などに入手されるのを防止するため、ご入場時他に当選者名簿との照会で、公的身分証明書でのご本人確認をお願いすることがあります。