映画『Re:LIFE リライフ(原題: The Rewrite)』

『ラブソングができるまで』のヒュー・グラントとマーク・ローレンス監督が4度目のタッグを組んだ人間ドラマ。田舎の大学でシナリオ講座を受け持つことになった落ち目の脚本家が映画を愛する生徒たちとの交流を通してやる気を取り戻していくさまを描く。

画像: 映画『Re:LIFE リライフ(原題: The Rewrite)』

『セッション』で鬼教師を演じ、オスカーに輝いたJ・K・シモンズがハートフルで涙もろい学科長という対照的な役柄を好演する他、作中のキーパーソンとなるシングルマザーにオスカー女優マリサ・トメイが扮する。
いやぁ、ほのぼの観られるね。悪い人が1人も出てこないのもたまには良いじゃないねぇ。ご機嫌な映画とでも言おうか。物語に別に新しさはないんだけどさ、面白いんだよね。
ビンガムトンという土地や名産、名所、脚本家を取り巻く状況など適度なリアリティが作品をしっかり支えているのかしらね。何と言っても洒落た会話とそのテンポが最高よ。

キャストもみんな魅力的。しかも美人揃いだ!!
イロオトコのヒュー・グラントのロクデナシキャラはとっても良く似合うよね。ホント憎めない…。マリサ・トメイとのオトナの恋もあったりしてね。
“スター・ウォーズ”ヲタクはじめ学生たちも個性的、脇を固めるJ・K・シモンズもアリソン・ジャネイらのキャラも演技も素晴らしい。
映画愛、文学愛に溢れててさ。映画ネタや文学ネタも多くて楽しいんだよね。
映画の話で盛り上がる教室なんて最高だよ。名作やヒット作のセリフがいくつも散りばめられてるしさ。もうたまらないよ。映画青年になったような気分も楽しい。
「人生やり直せるんだなあ」ともう1度ボクらをやる気にさせてくれる素敵な作品。107分間、ずっと軽妙なコメディタッチで肩肘張らずに楽しめること間違いなし。エンドロールは観逃せない‼︎

シネフィル編集部 あまぴぃ

ReLIFE~リライフ~予告編

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