中国大手メディアが日本のコンテンツを爆買いか?

ここへきて、中国で韓流ブームも一段落。
新たなコンテンツを求めて日本への注目が高まりつつあるといい、関係者は今後、中国メディアによるコンテンツの“爆買い”を期待しているという。

実際、日本のドラマや映画、小説のリメークや映像化が相次いでいる。
中国でも大人気の小説家東野圭吾の「容疑者Xの献身」の映画化の話しはほぼ確定らしく他にもジャ・ジャンクー監督の新映画会社で、版権を購入した作品は『パラドックス13』らしいと京華時報のインタビューから伝わったり、台湾のアレックス・スーの映画監督2作目も「ナミヤ雑貨店の奇蹟」が原作になるという。
また、島田荘司氏の「夏、19歳の肖像」も映画化の話題が急浮上し、テレビからはフジテレビで放送した「デート~恋とはどんなものかしら~」のリメークも映画化が決定---。

画像: ジャ・ジャンクー監督 東野圭吾作品映画化か? http://www.festival-cannes.com/jp/theDailyArticle/61088.html

ジャ・ジャンクー監督 東野圭吾作品映画化か?

http://www.festival-cannes.com/jp/theDailyArticle/61088.html
画像: 「ナミヤ雑貨店の奇蹟」が中国で映画化はアレック・スー?  http://www.recordchina.co.jp/p122301.html

「ナミヤ雑貨店の奇蹟」が中国で映画化はアレック・スー?

http://www.recordchina.co.jp/p122301.html

香港映画界でも、中国で大ヒットした高倉健さん主演映画「君よ憤怒の河を渉れ」のリメーク作品を巨匠ジョン・ウー(呉宇森)監督が撮影することなども発表されている。
一時の韓国から日本の作品へと、リメーク熱が移行し、その背景には日本の作品の細やかな表現等が好まれていると言われている。

関係者によると、中国では特に映画市場が活況を呈しており、100億円規模の興行収入を記録する作品も少なくないという。映画のための「原作」のニーズも高まっており、フジの久保田哲史事業開発部副部長は「漫画もドラマも盛んな日本は、原作の宝庫。共同制作を通じ、現地企業とビジネスパートナーとしての関係を築きたい」と話している。

SMGピクチャーズの陳思劼(ちんしけつ)社長は「中国の現代ドラマは数はあっても画一的で、心の細かい動きまで描かれている日本のドラマは魅力的。ネットや携帯でテレビを見る若者向けの作品を、両社の力で探っていきたい」と語る。

This article is a sponsored article by
''.