今年のインディペンデント映画の最高峰を決めるゴッサム・インディペンデント・アワードが発表された。
今回、最多ノミネーションだったのは、ベルリン映画祭で評判だったマリエル・ヘラー監督の『The Diary of Teenage Girl』(4部門)それを追いかけカンヌ映画祭でプレミア上映のトッド・ハインズ監督の『キャロル』と、iPhoneで撮影し話題だったショーン・ベイカー監督の『Tangerine』がそれぞれ3部門でノミネート。
作品部門では、この3作品のほか、トロント映画祭などで絶賛されたトム・マッカーシー監督の『Spotlight』と『Heaven Knows What』の5作品が候補に残り、最優秀作品賞に選ばれたのは『Spotlight』だった。
男優部門の候補は、
クリストファー・アボット(『James White』)
ケビン・コリガン(『Result』)
ポール・ダノ(『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』)
ピーター・サースガード(『Experimenter』)
マイケル・シャノン(『99 Homes』)
ここから、最優秀男優賞はポール・ダノ『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』
女優部門の候補は、
ケイト・ブランシェット(『キャロル』)
ブライス・ダンナー(『I’ll See You in My Dreams』)
ブリー・ラーソン(『Room』)
ベル・パウリー(『The Diary of Teenage Girl』)
リリー・トムリン(『Grandma』)
クリステン・ウィグ(『Welcome to Me』)
ここから、最優秀女優賞は、イギリスの女優ベル・パウリー『The Diary of a Teenage Girl』に決まった。
その他主な受賞者は
Best Documentary『The Look of Silence』Director: Joshua Oppenheimer
ベスト ドキュメンタリー賞
『ルック・オブ・サイレンス』 ジョシュア・オッペンハイマー
Audience Award 『Tangerine』
観客賞 『タンジェリン』
Bingham Ray Breakthrough Director Jonas Carpigano 『Mediterranea』
ブレイクスルー監督賞
ジョナス・カルビニャノ『Mediterranea』
Best Screenplay Tom McCarthy & Josh Singer 『Spotlight』
脚本賞 トム・マッカーシー&ジョシュ・シンガー『スポットライト(原題)』
その他審査員特別賞としてマーク・ラファロ、マイケル・キートン、レイチェル・マクアダムス、リーブ・シュレイバー、ジョン・スラッテリー、スタンリー・トゥッチ、ブライアン・ダーシー・ジェームズ『スポットライト(原題)』が選ばれている。