10月22日(木)~31日(土) に開催
第28 回東京国際映画祭で新たな部門「Japan Now」が新設
今年新たに設立される「Japan Now」部門においては、2015年『駆込み女と駆出し 男』『日本のいちばん長い日』の2本が公開され、過去多くの話題性のある作品で国内外から高い評価を 集めている、原田眞人監督の特集上映「Japan Now 監督特集<原田眞人の世界>」を開催する 事が決定致しました!
新設部門として注目を集める「Japan Now」部門では、近年の日本映画界の多様性を象徴する作品 及び監督を選び特集上映するもので、本部門の作品を観れば、今の日本映画の最新の潮流が分かると共 に、現在の日本自身が見えてくるというコンセプトのもと、作品選定を行っております。
具体的には、作品が「日本の今」を表現・メッセージを発信しているもので、また演出或いは映像表現 技術が日本独特の個性・新しさが感じられるもの、そして今後海外に発信していきたい作家の作品である、という観点のもとにセレクションされた魅力的な作品が上映されます。
その中から、特に“海外で更なる活躍が期待される監督に注目し、海外に積極的にその才能をアピー
ルしていく”という映画祭の思いのもと、原田眞人監督の特集上映開催が決定致しました。
<原田眞人監督プロフィール>
1949年、静岡県出身。79年『さらば映画の友よ イン ディアンサマー』で監督デビュー。
95 年『KAMIKAZE TAXI』は海外でも高い評価を受け、その後『金融腐蝕列 島[呪縛]』(99)『突入せよ!「あさま山荘」事件』(02) 『クライマーズ・ハイ』(08)など話題作を立て続けに 送り出す。
2011 年に監督した『わが母の記』で第 35 回モントリオール世界映画祭審査員特別グランプリを 受賞。
社会派作品のみならず『伝染歌』(07)『魍魎の匣』 (07)『RETURN(ハードバージョン)』(13)などエ ンタテインメント性の高い作品も手掛けている。近作に 『駆込み女と駆出し男』(15)がある。
原田眞人監督特集<全上映作品>
『KAMIKAZE TAXI』
『クライマーズ・ハイ』
『わが母の記』
『駆込み女と駆出し男』
『日本のいちばん長い日』
※今年は、『日本のいちばん長い日』は戦後 70 年、
『クライマーズ・ハイ』 は事件後 30 年目という節目の上映となります。