3日放送のテレビ朝日系の人気バラエティ特番『しくじり先生 俺みたいになるな!! 2時間スペシャル』。
『CASSHERN』『GOEMN』そして、新作『ラスト・ナイツ』の公開を控える映画監督の紀里谷和明監督が登場した。
冒頭から、元の奥さん話で、はらはら---そして、本人が日本の映画界に対する不満話などから、映画コメンテーター・有村昆との直接対決がスタート。ネット上でも話題となった。

日本映画界を超バカにした「しくじり」を告白!

「10年間、好きな映画を撮ることが出来ず、一人ぼっちで無駄な時間を過ごした」という紀里谷先生。その理由として「日本映画界を超バカにした、大きなしくじりが原因」だと明かした。

紀里谷先生は、2003年の雑誌インタビューで、
「映画監督として成功しているのは異業種の人ばかりじゃん」
「予算が少ないことを言い訳にして、すぐ『日本じゃムリ~』とか言いやがるよね」
「邦画というカテゴリー、訳分かんない。なんで世界に通用する映画をつくらないのか?」などの暴言を吐き、日本映画界から嫌われたという。

発言の真意を自ら弁解!

これについて紀里谷先生は「当時、北野武監督が素晴らしい映画を作っていた。でも、異業出身の人ですよね。それから、宮崎駿さん。当時、日本では『アニメは映画じゃない』と言う人がいっぱいいた。それなのに、日本一の興行収入をあげていた。その状況が、ちょっと違うんじゃねえのと思った」と、発言の真意を語った。

紀里谷先生は、嫌われたもう一つの理由として「それまで映画を1本も撮ったことが無かった」ことを挙げ、一同は大爆笑。

宇多田ヒカルのPVなどを手がける新進気鋭のプロモ監督ではあったが、映画の経験はなんとゼロ。これには、紀里谷先生自身も「どの業界でも、知ったかぶりして言うと嫌われる」と、反省。

超孤独の中で紀里谷先生が気づいたこととは?

「批判はされたが、映画自体に自信があった」という紀里谷先生。

しかし、「GOEMON」公開後、ハリウッドからのオファーは0件だったそう。

『CASSERN』の時は、「どうでもいい、全てを破壊してやると思って作っていた」が、『GOEMON』の時は「どこかで、うまくやろうとう気持ちが働いた」と、紀里谷先生は自己分析。

日本映画界に嫌われ、ハリウッドからスルーされ「世界中に僕の友達なんていないと孤独に陥った」という。

そんな孤独の中で、「映画は皆に支えられながら作っている。周囲の協力があるから自分の仕事は成立する」ことに、ようやく気付いたという紀里谷先生は、「この番組も1人では作れない。いろんな人の協力があって番組が成立する」と語り、一同は大きく頷いた。

まもなく、公開の『ラスト・ナイツ』。構想5年、壮大なドラマでハリウッドスターの競演。
紀里谷ワールドは、本当に世界に羽ばたいた!

映画『ラスト・ナイツ』特報 / 11月全国ロードショー

youtu.be

今、日本の心が世界に羽ばたく!

『CASSHERN』『GOEMON』で無類の世界を築き上げた映画監督・紀里谷和明­は、活動の場を移したハリウッドで驚くべき脚本に出会った。それは二人のカナダ人によ­って「忠臣蔵」を題材に書かれた、心震える騎士達のドラマだった。「内なる声がシンプ­ルに呼びかける。『これは正しいのか、それとも間違っているのか?』と。その答えは、­民族や宗教、国籍や出自に関わらず、誰もが知っているものだ」。紀里谷監督はその脚本­を世界に向けて映画化することを決意した。

主演俳優は紀里谷和明と同様に、その脚本に深く魅了された二人だ。『クローサー』でア­カデミー賞にノミネートされたイギリスの名優クライヴ・オーウェンは「とてもエレガン­トで優れた脚本だった」、『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー賞を受賞したアメ­リカが誇る名優モーガン・フリーマンは「非常に高潔な人物たちを描く、他に類を見ない­ストーリー。誰もが必ずや共感を得るはずだ」と語る。

その他にも、日本からは伊原剛志、韓国からアン・ソンギなど、総勢17カ国に及ぶ一流­のキャストとスタッフが結集した。忠誠を誓った主君の不当な死に報いるために、気高い­騎士たちは立ち上がるー。

構想から5年の歳月をかけ、遂に世界に放たれる『ラスト・ナイツ』。心の声を呼びます­、今こそ見届けるべき、かけがえのない映画が誕生した。

監督:紀里谷和明
出演:クライヴ・オーウェン モーガン・フリーマン 伊原剛志 アン・ソンギ

米国配給:Lions Gate
2015年/アメリカ映画/原題「LAST KNIGHTS」
提供:DMM.com  
配給:KIRIYA PICTURES/ギャガ

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