カンヌで大絶賛の上、監督賞を受賞した今作。9月の日本公開では、「日本オリジナルディレクターズカット」版で公開されることとなった。
忽那汐里が妻夫木の妻役として、出演していることもわかった。映画では雅楽の舞にも挑戦しているという。

主演は、ホウ監督のミューズでもある、スー・チー。
運命に翻弄されながらも力強く生きてゆく女刺客のインニャンを演じて、アクションにも挑戦している。
その他『レッド・クリフ』シリーズ、『百年恋歌』に続きホウ監督作品に出演のチャン・チェン。
妻夫木聡は窮地に追い込まれたインニャンを助ける日本人青年役を演じています。

画像: ©2015光點影業股份有限公司 銀都機構有限公司 中影國際股份有限公司 http://www.cinra.net/news/20150706-kokuinoshikyaku

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画像: http://www.storm.mg/lifestyle/55854

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ホウ監督は、ディレクターズカット版の公開について「本作は、中国、台湾、そして日本の京都・奈良・滋賀・兵庫で撮影を行いました。インターナショナルバージョンでは残念ながら割愛してしまった、日本での撮影シーンを追加したバージョンを日本の皆様に楽しんで観て頂けると嬉しいです。妻夫木聡さん演じる日本人青年の背景にある複雑さを出すために回想シーンを戻しました。青年の過去を主人公・インニャンは知りません。青年の背景を描くことによって、インニャンの孤独がさらに深まるだろうと考えたからです」とコメント。

また、忽那の起用理由について「彼女とお会いした時、その非常に個性的な性格に惹かれました。物事を考える力のある人物であることを、彼女からは強く感じることが出来たので、是非出演してもらいたいと思いました」と語っている。

忽那汐里コメント
「ホウ・シャオシェン監督の現場は、台本がない中行われ、日々思いがけない変更が出たりと、本当に刺激的な毎日でした。
監督を信頼し、コミュニケーションを綿密に取りながら撮影は進んで行きました。
雅楽師の先生のご指導のもと、普段では中々経験のすることのできない雅楽の舞にも、今回は挑戦させてもらい、とてもいい経験になりました。ようやく皆さんに、この作品を観ていただくことができて、とても嬉しく思っています。」

【忽那汐里(くつな・しおり) プロフィール】
1992年12月22日生まれ、オーストラリア出身。2006年に「第11回全日本国民的美少女コンテスト」で審査員特別賞を受賞。
翌07年、TVドラマ「3年B組金八先生」(TBS)の第8シリーズにレギュラー出演し、女優デビューを果たす。
その後TVドラマでは、社会的なブームにもなった大ヒット作「家政婦のミタ」(11/NTV)などに出演。映画は『守護天使』(09)のヒロイン役でデビューし、翌10年には『半分の月がのぼる空』『ちょんまげぷりん』『BECK』に出演。11年には『少女たちの羅針盤』と『マイ・バック・ページ』の演技によってキネマ旬報ベスト・テン新人女優賞に、『マイ・バック・ページ』で毎日映画コンクールのスポニチグランプリ新人賞に輝いた。最近の映画出演作に『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』『ペタル ダンス』『許されざる者』(全て13)、『オー!ファーザー』(14)など。2013年、第37回日本アカデミー賞新人俳優賞受賞。
今年は、12月5日公開予定の『海難1890』にも出演している。

画像: http://www.hypesphere.com/archives/51894

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『黒衣の刺客』

2015年9月12日(土)から新宿ピカデリーほか全国で公開
監督:ホウ・シャオシェン
脚本:チュウ・ティエンウェン、ホウ・シャオシェン
原作:裴鉶『聶隱娘』
出演:
スー・チー
チャン・チェン
妻夫木聡
忽那汐里
配給:松竹(株)メディア事業部

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