第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で、日本人初の監督賞を受賞した黒沢清監督作『岸辺の旅』の特報映像が公開されている。

『岸辺の旅』特報

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カンヌ受賞時の黒沢監督 喜びのメッセージ

まさにサプライズで、とても緊張しています。
ささやかな作品が、こうしてカンヌの場で、ひとつの輝きとして発見して頂けたのだと思います。とても光栄です。
審査員長のイザベラ・ロッセリーニさんからも「おめでとう」との声をかけて頂きました。
監督賞は、作品全体の賞であると思っています。すべての俳優、すべてのスタッフに頂いた賞ということで、とても誇りに思います。先に帰国された深津さん、浅野さんと一緒にカンヌに来られただけでも楽しい思い出になりましたが、本日、このような賞をいただいて、さらに良い思い出になりました。二人には「ありがとうございました」と伝えたいです。お二人の力があったから、こうした場に招かれましたし、お二人がいたから初めて「人生」を描くことができました。日本に帰ってから、深津さん、浅野さんと「カンヌ楽しかったね」と盛り上がりたいです。

画像: ©Kazuko Wakayama

©Kazuko Wakayama

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