2015年6月19日(金)、映画監督・園子温による詩集・エッセイ『受け入れない』(KADOKAWA)が全国の書店で発売。

本書は、17歳で詩人デビューし、『現代詩手帖』『ユリイカ』『螢雪時代』に数々の詩が掲載され「ジーパンをはいた朔太郎」と呼ばれ注目された過去をもつ著者初の商業出版での詩集(自費出版の経験はあり、本書で当時のエピソードを記している)。
掲載されている詩は17歳の時に『高3コース』に掲載された『別れ』を除き、全て本書のために書き下ろしされたもの。『モヤモヤモラル』『オレが17歳の頃は』など、世の常識を“受け入れない”著者の想いが反映されたものも含まれる。
エッセイでは5月~9月の短期間に4本の映画を公開する(できた)理由や、創作活動において勝手に自粛してしまう日本に対する思いを赤裸々に綴った。

【著者よりコメント】

ここに書かれた詩もどきこそが、詩以上に詩以前の詩になるはずのエキスがある。大便や小便やオナラやゲップでしかないと見限っていたものを文字通り吐き出し、垂れ流すことは、着飾ることよりも今は大事だと思ってこれを書いた。
間違いだらけであってもたった1つだけでも真実があれば、美しいだけの絵画よりも価値があるはずだと思い、この本を書いた。
あとは野となれ山となれだ。

画像: 【著者よりコメント】  ここに書かれた詩もどきこそが、詩以上に詩以前の詩になるはずのエキスがある。大便や小便やオナラやゲップでしかないと見限っていたものを文字通り吐き出し、垂れ流すことは、着飾ることよりも今は大事だと思ってこれを書いた。 間違いだらけであってもたった1つだけでも真実があれば、美しいだけの絵画よりも価値があるはずだと思い、この本を書いた。 あとは野となれ山となれだ。

【本書の内容】

『オレが17歳の頃は』『おまえはただの地球のお客さん』
『モヤモヤモラル』『友だち』『たぶんね』『自分の声 』
『赤ちゃん』『死の電車』『自分の孤独』『トイレの壁』
『別れ』『一人称』『本当の表現者』『宇宙』『人生』


エッセイ
 ●映画という日常に飽きた
 ●自粛ルールでみずから自由を殺してく日本
 ●これっぽっちもない運と才能
 ●ブラックだらけのこの世界
 ●松本人志の映画があるべき姿
 ●誰しも全員平等にうまくいってない
 ●売れる喜び、作りたいものを作る喜び
                  など

著者:園 子温(その しおん)
映画監督・詩人。1961年愛知県生まれ。
『愛のむきだし』『冷たい熱帯魚』など暴力や性に切り込む映画や、『ヒミズ』『希望の国』など原発に切り込んだ映画などといった衝撃作を続々と発表している。2015年には『新宿スワン』『ラブ&ピース』『リアル鬼ごっこ』『映画みんな!エスパーだよ!』の4作品を公開し、いま国内外から最も新作が期待される映画監督である。映画監督である前に17歳で詩人デビューをしており、数々の詩が『現代詩手帖』『ユリイカ』『螢雪時代』などに掲載され「ジーパンをはいた朔太郎」と呼ばれ注目された過去をもつ。本書は著者初の商業出版での詩集(自費出版はあり)。

〈商品情報〉
『受け入れない』
著者:園 子温
発売日:2015年6月19日
定価:本体1100円(税別)
頁数:160P
体裁:四六変形判
ISBN:978-4-04-601082-7

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