「この映画で描いているのは、未来というものは液体のように流動的なものであり、多くの人間の行動によって移り変わっていくということです。輝かしい未来のために取るべき行動というのは、大小さまざまあります。たとえば環境や食べ物について考えることも必要です。重要なのは、具体的にどのような食べ物を体内に吸収するかということではなく、どういったものを読み、どのような考えを持つかということなのです。

画像: http://eiga.com/news/20150603/8/

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バード監督はかつて親交があった故スティーブ・ジョブズ氏についても言及した。「ピクサー社で仕事をしていたときに、スティーブ・ジョブズ(ピクサー元社長)と知り合うことができました。ジョブズは本作に登場する人たちのように先見の明がある素晴らしい人物でした。その彼がよく、『アメリカには家に何台もテレビがありすぎる』と言っていました。全体的にもう少しテレビを減らして、質の良いテレビだけを持つようにした方がいい、と。これは物理的なことだけではありません。考え方に関しても同様です。食べ物も量を減らして質の良いものを取る。そのような暮らしが望ましいと話していましたね」と振り返り、ジョブズ氏への共感を示した。

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