『海難1890(トルコ題:エルトゥールル)』の制作発表会見が、横井裕駐在トルコ日本大使を始め、田中光敏監督、忽那汐里、ケナン・エジェやトルコ俳優3名などの出演者出席のもと、ユルドゥズ宮殿で行われた。

画像: www.kainan1890.jp

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ユルドゥズ宮殿は、映画に描かれたエルトゥールル号を日本に派遣したスルタン、アブデュルハミト2世が居住していたオスマン帝国最後の宮殿で、この場所で映画の会見が行われるのはトルコ映画史上初。
 田中監督は「エルトゥールル号と1985年のテヘランでトルコの方たちによる日本人救出を描いたこの作品に、日本とトルコの俳優さんたちが命を吹き込んでくれています。この作品に参加してくださったトルコの皆さんに感謝いたします」と挨拶した。
 あでやかな着物姿で登場した忽那汐里は、「日本でもトルコでも共演者やスタッフの熱意を感じながら仕事ができました」と自らの出演シーンの撮影を終え、初めて海外での映画撮影、そしてトルコでの撮影に充実感を味わったようだ。

画像: 12月公開日本・トルコ合作「海難1890」友情の“きっかけ”収めた特報&ポスター解禁!

映画『海難1890』特報

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映画は、日本とトルコ共和国の国家間の友情と、その知られざる背景を描く。1890年9月、オスマン帝国(現トルコ共和国)の使節団を乗せた軍艦エルトゥールル号が台風に遭遇し、和歌山県串本町大島の沖合で沈没。乗組員500人以上が死亡する大惨事となるが、日本人の献身的な救助活動により69人が救出された。95年後の1985年、イラン・イラク戦争がぼっ発し、今度はトルコが危機的状況に陥った在イラン邦人215人の国外脱出に、助けの手を差し伸べる。

「海難1890」は、田中光敏監督がメガホンをとり、夏川結衣、小澤征悦、竹中直人、笹野高史、トルコの人気俳優ケナン・エジェらが共演する。12月5日から全国で公開。

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