映画『カイト KITE』

1998年にアダルトアニメとして発表され、過激な描写のみならず斬新な設定で海外でもカルト的人気を誇り、クエンティン・タランティーノ、ロブ・コーエンなどハリウッドの映画人たちをも魅了した梅津泰臣監督のエロティックバイオレンスアクション「A KITE」を、サミュエル・L・ジャクソンらの出演で実写映画化。

画像: 映画『カイト KITE』

少女たちが売買される荒廃した近未来を舞台に両親を殺害され暗殺者として育てられた少女の壮絶な復讐劇を描く。

名女優オリビア・ハッセーの娘で『アンダーワールド 覚醒』などのインディア・アイズリーを主演に『華麗なるギャツビー』などのカラン・マッコーリフらが共演。
『セルラー』『スネーク・フライト』などで知られるデビッド・R・エリスの監督で撮影に入ったが、エリス監督がその途中で死去。ミュージックビデオなどを手がけてきたラルフ・ジマンがメガホンを引き継いだ。

わーお、モノクロ風な映像に赤やピンクがスタイリッシュで超〜クール。
画面作りや照明のセンスも良いね。音楽もすごくカッコイイ。
インディア・アイズリーのヅラ(ウイッグ)やファッションもどれもこれも可愛くって、コスプレとしても楽しめる。
あれもこれも武器に殺しまくるし(笑)。サミュエル・L・ジャクソンは安定の胡散臭さだよね。ストーリーは単純な感じで若干物足りないかな。キャラに追いつく前にどんどん記憶を消されちゃうので、感情移入も共感もしづらいや…。

全体的に既視感たっぷり(リュック・ベッソン風?)なんだけれど、日本アニメをリスペクトしていることは良くわかった。

シネフィル編集部 あまぴぃ

映画『カイト/KITE』 予告編

youtu.be

出演:インディア・アイズリー、サミュエル・L・ジャクソン、カラン・マッコーリフ
監督:ラルフ・ジマン  
原作:梅津泰臣「A KITE」
提供:カルチュア・パブリッシャーズ  
配給:アスミック・エース

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