画像1: 生誕100年記念 映画監督市川崑の世界  京都文化博物館フィルムシアター  5月3日と8日は『ぼんち』(1960)

京都文化博物館フィルムシアター、映画監督市川崑の世界。

‬明日、5月3日と8日は『ぼんち』(1960)。

若尾文子さん、良い表情ですが、その両手に注目、

満艦飾ですな。

森脇 清隆
京都文化博物館 映像情報室   
The Museum of Kyoto, Kyoto Film Archive

‪#‎ミニシアター‬ http://www.bunpaku.or.jp/exhi_film.html

画像1: 『ぼんち』

『ぼんち』

京都文化博物館フィルムシアター、映画監督市川崑の世界。
明日3日と8日は『ぼんち』(1960)。

大阪船場の古い足袋問屋・河内屋は母系家族で、家の実権は祖母・母が掌握しており、男達は店を守る程度で家族扱いもされない。

封建的にシステム化された母系集団のあけすけな横暴さにさらされ、なんとなく女道楽してしまう、そんな商家の長男“ぼんち”の半生を、市川監督は女性遍歴に焦点を当て、和田夏十の発案である、乳母の回想形式を用い、お得意の軽妙洒脱な悲喜劇に仕上げた。

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画像2: 生誕100年記念 映画監督市川崑の世界  京都文化博物館フィルムシアター  5月3日と8日は『ぼんち』(1960)

5月1日(金)13:30~・18:30~
6日(水・祝)13:30~・17:00~炎上
『炎上』
1958年大映京都作品(モノクロ・99分) /
監督:市川崑/出演:市川雷蔵、仲代達矢、中村鴈治郎

画像3: 生誕100年記念 映画監督市川崑の世界  京都文化博物館フィルムシアター  5月3日と8日は『ぼんち』(1960)

5月2日(土)13:30~・17:00~
7日(木)13:30~

『鍵』
1959年大映東京作品(カラー・107分)/
監督:市川崑/出演:京マチ子、仲代達矢、中村鴈治郎
*今回の上映フィルムは退色が進んでいます。ご了承ください。

画像4: 生誕100年記念 映画監督市川崑の世界  京都文化博物館フィルムシアター  5月3日と8日は『ぼんち』(1960)

5月3日(日)13:30~・17:00~
8日(金)13:30~・18:30~
ぼんち
『ぼんち』
1960年大映京都作品(カラー・104分)/
監督:市川崑/出演:市川雷蔵、若尾文子、越路吹雪

画像2: 『ぼんち』

『ぼんち』

5月4日(月・祝)13:30~・17:00~
9日(土)13:30~
日本橋
『日本橋』
1956年大映(東京)作品(カラー・111分)/
原作:泉鏡花/監督:市川崑/出演:山本富士子、淡島千景、若尾文子、品川隆二

画像5: 生誕100年記念 映画監督市川崑の世界  京都文化博物館フィルムシアター  5月3日と8日は『ぼんち』(1960)

画像: 『鍵』

『鍵』

 市川崑(1915~2008)は、三重県伊勢市に生まれる。
ディズニーのアニメーション映画に憧れ、京都のJ.Oスタジオの動画部門に入社。

1936年、短編アニメ映画『新説カチカチ山』を発表。J.Oスタジオは東宝に吸収されるが、この頃から石田民三、伊丹万作などにつき実写映画に携わる。

東宝京都撮影所閉鎖後は砧撮影所に移動。戦後の東宝争議の中で新東宝撮影所に転じ、1948年『花ひらく』で監督デビュー。

以降、細部にわたる緻密な画面構成とダイナミックな映像表現で多くの名作を遺す。
2008年2月肺炎のため死去。

画像: 『鍵』 http://www.bunpaku.or.jp/exhi_film.html

『鍵』

http://www.bunpaku.or.jp/exhi_film.html

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