画像: 美し過ぎる才人グザヴィエ・ドラン - Photo credit : Shayne Laverdiere / (C)2014 une filiale de Metafilms inc.

美し過ぎる才人グザヴィエ・ドラン - Photo credit : Shayne Laverdiere / (C)2014 une filiale de Metafilms inc.

わずか26歳にしてこれが5作目となる、カナダ出身のグザヴィエ・ドラン監督の最新作『Mommy/マミー』が4月25日に公開される。
19歳で、17歳のころに書いた脚本を自ら主演、監督したデビュー作『マイ・マザー』が第62回カンヌ国際映画祭の監督週間部門で上映されて以来、全作品がカンヌやベネチアなど世界の国際映画祭で上映されている若き俊英の魅力に迫った。

 ゲイであることをカミングアウトしている彼が一貫して描いているテーマは「愛」。
デビュー作『マイ・マザー』では息子の視点から母への愛を、2作目の『胸騒ぎの恋人』ではゲイの男性とストレートの女性が、同じ男性に恋することで生まれる駆け引きとひと筋縄ではいかない愛を描き、共に監督、脚本、主演を兼任。

 5作目となる本作は、再び息子と母の愛がテーマ。AD/HD(注意欠陥多動性障害)の息子と母が、真っすぐに愛情をぶつけ合う姿を1:1の比率でスクリーンに投影し、正方形に切り取られた登場人物の感情を体感する本作で、昨年ついにカンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した。

映画『Mommy/マミー』は4月25日より新宿武蔵野館ほか全国順次公開

若き監督の才能を実感!『Mommy/マミー』予告編

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