死してなお伝説化した、マーロン・ブランド。
そんな彼の、真実の姿を描くドキュメンタリーが製作された。
伝説の俳優マーロン・ブランドさんを描いたドキュメンタリー映画『リッスン・トゥ・ミー・マーロン(原題) / Listen to Me Marlon』について、スティーヴン・ライリー監督が語った。
映画『地獄の黙示録』『ゴッドファーザー』の演技について「彼は(長い間)アーティストとして葛藤しながら演技していたが、晩年自分は目的を持った意味のある良い仕事をしてきたと理解していたようだ。彼は撮影前にはかなりの準備をしていた。今作の中でもその片りんはうかがえるが、彼はライターとしての才能もある。『地獄の黙示録』では、カーツ役のために、カーツに関しておよそ脚本1本分のアイデアを記して撮影に臨んだ。さらに『ゴッドファーザー』の実際の脚本と比べると、いかに彼がアドリブでせりふを加えていたかもわかる」と明かした。